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成功は、"する"というより"気づく"もの

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、成功と失敗について書いてみます。

❤︎エジソンの研究


有名なお話ですが、
電球をつくり大成功を収めたエジソンは、
その前に5000回もの失敗を繰り返しました。

しかし、
彼は実験がうまくいかなくても、
「この組み合わせではうまくいかないことを発見することができた」
と考えました。

❤︎"失敗"は存在しなかった


つまり、
"失敗"は存在しなかったんです。

うまくいかなかったことも、
エジソンは目標に向かい前進するための"成功"として、
肯定的に捉えていました。

もちろん、
エジソンの研究には将来的に大成する確約などありませんでした。

それでも諦めずに実験を何度も何度も繰り返すには、
必ず自分は見つけ出すことができるという自信と、
失敗しても再び立ち上がって挑戦する忍耐力を持っていました。

❤︎マイナスも視点を変えればチャンス



もし、
エジソンが、
数回試してうまくいかなかったからといって、
精神的に大打撃を受け、
「自分には才能がない」と決めつけていたら、
目標達成は不可能だったでしょう。

一見マイナスと思われるようなことでも、
視点を変えれば大きなチャンスとなります。

❤︎落ちないリンゴ


リンゴ農家の物語。
ある年、
大型の台風によって栽培中のリンゴの9割が落ちてしまった地域がありました。
リンゴ農家にとっては死活問題です。

ある農家は、
落ちてしまったリンゴにこだわって嘆くのではなく、
落ちなかったリンゴに着目しました。

そして、
無事だったリンゴに「落ちないリンゴ」という名前をつけて、
受験生をターゲットに高い値段をつけて売り出しました。

すると、
これが大ヒットしたのです。

私たちは大抵、
"失敗"というものに対して、
自分を落ち込ませ、
自信を奪う忌むべきものというマインドセットをもっています。

しかし、
受けとめ方次第では、
私たちを成功へ導くためのものとなるのです。

❤︎成功は、"する"というより"気づく"もの


もし、
人が"失敗"と呼ぶものの中に
"気づく"ものがあるならば、
それは、
"成長"であり、
もはや失敗ではなく成功なのです。

❤︎子どもに「よく気づいたね」


子どもの行動を、
成功と失敗という基準で判断するのではなく、
"いかに気づいたか"を基準に、
褒めてあげてほしいと思います。

"気づくことが大切なんだ"と思う心を育ててあげましょう。

その心が、
"失敗は気づきに変わるんだ"
と思わせることができ、
失敗にもくじけない、
強靭な精神力を育てます。

❤︎答案にバツ印はつけないで


子どもたちが問題を解いた答案には、
バツ印はつけません。

子どもたちが、
一生懸命考えて作った答案を大切にしたいですね。

間違った問題は、
なぜ間違ったかを考えてもらいます。

子どもの努力と気づきを大切にしたいですね。

❤︎まとめ。成功は、"する"というより"気づく"もの


物事を成功と失敗のものさしで見ると
失敗は否定的に捉え、何も得るものはありません。
しかし、
失敗を肯定的に見ると
失敗は"気づき"に変わります。
そして、
その"気づき"は成功につながっていきます。
それが、真の成功です。

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