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反抗期がない方がいい

こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、反抗期がないことについて書きます。

❤︎反抗期とは


反抗期とは、
精神の発達過程で
周囲の人に対して
反抗的な態度をとるようになる状態を指しています。

そして、
精神的な自立のために必要なことと言われています。

しかし、
反抗期がない子どももいます。

❤︎一般論としての反抗期がない子どもの家庭の共通点


反抗期がない子どもの家庭の共通点について一般的に次のように言われます

❶強い暴力がある

親から家庭内暴力を受けている場合や、
精神的な支配を受けている場合です。

特に、家精神的な支配をしているご家庭であると、
両親も気づかず周りも気づかず、
そのまま自立できないお子さんを育ててしまいます。

❷甘やかし家庭

極度に子どもを甘やかしているご家庭では、
子どもはどんな事でも自分の思ったように行動できるので、
反抗期が訪れるません。

子どもは、経済的に自立できず、
自由を謳歌しているように見えて、
実は親御さんに依存しきっています。

❸親と価値観が似ている家庭

反抗期は親と考え方の違いによって起こる事なので、
たまたま親と考え方が似ていれば、
反抗する必要もありません。

❤︎一般論としての反抗期がない子どもの将来


❶自ら考える能力が発達しない

自分自身について考えるといった普遍的なことができないから、
自ら考える能力が発達しない。

❷自立しない

自分がどうなりたいのか.を理解せず、
夢も定まりません。

このように、
一般的に反抗期がないことは、よくないといわれます。

❤︎知っていることはプラスになる


知らないことが多いと
やる気を無くします。

一方、
知っていることが多くて、
その中に知らないことがあったとしても
それを調べたい気になります。

このように、
反抗期に自分の感情を
言葉として表現できれば、
心が和らぎます。

❤︎親の包容力がプラスになる


たとえ親と価値観が同じでなくても、
子どもの感情表現を
親が愛情を持って聞きてくれれば、
子どもは安心して思い切って感情表現できます。

❤︎自立を促す欧米の子育て


欧米は子どもを幼い頃から
自分の部屋に一人で寝かせ、
真っ暗な夜に子どもが泣いても
親は助けません。
早期から子どもの自立を促します。
そして、
子どもを一つの人格として尊重し、
反抗期は激しくないと言われます。

❤︎依存をさせる日本の子育て


日本では、
子どもは長い間、親の横で寝ます。
真っ暗な夜、不安になり泣き出すと、
親があやしてくれ、安心します。
親の愛情をしっかりと感じて育ちます。
よくそれが、自立を妨げると言われます。

❤︎本当の自立とは


無理矢理自立させない、
だっぷりと親に依存して育つ日本の子どもは、
何かあれば、親が守ってくれる
親が安全基地になっていきます。

親に見守られて、
「やってみよう」という気持ちが生まれます。

その中で、
子どもが大きくなるにつれて
いろいろなことを体験する中で
人格が形成されてきます。

依存から本当の自立が生まれます。

❤︎本当は反抗期がない方がいい


人格形成の中で、
その表現し難い感情を
阻むものに対して
激しい反抗の感情をいだきます。

しかし、
親が安全基地であり、
感情表現をする言葉をたくさん持っていて、
その感情表現を穏やかに聞いてもらえるならば、
特別に反抗する必要はありません。
つまり、反抗期は訪れません。

そして、
その子どもの将来は、
伸び伸び生きていき、
他に対しても思いやりがある
感情豊かな大人に育つと思います。

❤︎反抗期があること


だから、
反抗期が激しいことに対して、
親は、謙虚に受け止めないといけません。

❤︎まとめ。反抗期がないことはいい


夜の暗闇に不安な子どもを
親はしっかりと抱きしめて育てる
その優しい温もり(依存)
感情を表現する言葉の力を知り(言葉)
子どもの感情表現を親が穏やかに聞いてあげる(包容)
すると、反抗期は訪れません。
そんな子どもの未来は、
伸び伸び、優しく、感情豊かになります。

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