「どんな人間になりたい」が社会性を育てる
こんにちは、
四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
今回は、子どもほ社会性について書きます。
❤︎弱いから社会性が必要
人は、
一人では、
自然の荒波を乗り越えることはできません。
だから、
社会を作ります。
❤︎人工知能という荒波
技術の進歩で、
インプットした知識を正確に瞬時にアウトプットする人工知能(AI)が、
人間の仕事を奪っていくという荒波。
この荒波に、
うまく乗るためにも、
社会性が必要です。
❤︎社会性で大切な感情
しかし、
その社会性が
自然や人工知能を
人間のために利用しようとするものならば、
それは、
自然破壊や戦争につながる可能性があります。
だから、
"だれかの役に立ちたい"
そういった感情を持って、
"みんなで楽しんで学び・仕事をする"
という社会性を育てないといけません。
❤︎社会性を育てる
もちろん、
思考力のベースにあるのは、
知識ですから、
知識(認知能力)を身につけることは、
非常に重要です。
それに加えて、
非認知能力と言われる
"考えること"や"楽しむこと"を育て、
自分の外に目を向けることで、
"社会性"を育てることができます。
❤︎2つの質問
❶「大きくなったら何になりたい?」
「大きくなったら何になりたい?」と聞くと、
子どもは、
「学校の先生になりたい」
という答えになります。
❷ 「どんな人間になりたい?」
「どんな人間になりたい?」と聞くと、
子どもは、
「私は、人に教えることができる人間になって、
みんなを賢くしたいから、
学校の先生になりたい」
と答えます。
❤︎この2つの質問は似ているようで全然違う
「大きくなったら何になりたい?」は、
自分に目を向けます。
これに対して、
「どんな人間になりたい?」は、
意識を自分の外に向かわせ、
社会と自分のつながりを意識させるようになります。
そして、
自分が社会の一員として、
何ができるのかということを考えることができます。
❤︎「こんな人間になりたい」
子どもたちが、
「こんな人間になりたい」を考え
社会と繋がりの中で、
好きなことを見つけていくことは、
非常に大切なことです。
❤︎勉強で社会性を
子どもたちが、
学びを通じて、
いろいろな知識を身につけ、
読解力や論理力を身につけ、
自分を取り巻く社会のことをしっかりと解釈し、
理解できるようになってほしいと思います。
そして、
それが、
子どもの"好き"や"社会性"を育てることにつながっていきます。
❤︎まとめ。「どんな人間になりたい」が社会性を育てる
「何になりたい」と質問すると、
自分を意識して考えます。
一方、
「どんな人間になりたいか」と質問すると、
意識が外向きになり、
社会と自分のと関係を意識して考えられ、
自己中心でない社会性を育てていきます。
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