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マカロンはクリームを食べるお菓子ではありません!

マカロンチャレンジ6days。勝手に4日目。

今日は、ロレーヌ地方モゼル県ブーレイのマカロンをご紹介します。

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たまたま日本に最初に入ってきたマカロンが、あのカラフルなクリームたっぷりのマカロンだったから、みんな”マカロン“はあれ!と思っちゃったわけね。あれはマカロンのほんの一種類です。

だから、クリームがはさんでいないものがあるんだぁ、とか、1枚ずつバラバラになっている!とかで驚かれる方もいらっしゃるかもしれません
が、もともとは1枚ずつだし、他にもマカロンと呼ぶものが地方に沢山あります。
お煎餅が日本中で作られているようなイメージ。

私がパリのフォションにいたころ、
マカロンも作っていましたけど、そのころは、シルパットなどなかったので、紙にマカロン生地絞って、焼きあがると紙とテンパンの間に水を流してマカロンをはがす。
マカロンが一瞬湿るからそこをねらって素早く二つを合わせていたんです。そんな感じ。その時のシェフはピエールエルメさんだったから、エルメさんがシェフとして働き出した頃はまだクリーム入れていなかったのよ。

ということを考えるとマカロンはクリームを食べるお菓子ではなく、生地を味わうお菓子ですと言いたい。(あるシェフのマカロンの本に、マカロンはクリームを食べるお菓子って書いてあったから、違うなぁ、と思いました)


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