KL→羽田空港はやばいかもしれない
4月に久しぶりに日本に帰国しました。タイトルのことで少し気になったので、書いておきます。
僕は全日空のクアラルンプール発羽田空港着のフライトで帰国しました。しかし、問題が。クアラルンプール発は14:10離陸で、羽田空港には22:30に到着予定。気流のおかげもあったためか22:00には羽田空港に到着しました。
羽田空港を利用されたことがある方はご存知かと思いますが、羽田空港は午後11時以降の公共交通機関はほぼなくなります。電車もバスもなくなるのです。つまり、午後11時以降になるとどこにもいけなくなるという状況になります。
そのため、電車に乗り遅れないためには午後10時に到着はとてもよかったのですが、なんと入国審査で2時間待ち! とにかく海外からの観光客が多く、長蛇の列。入国審査のところには日本人外国人の表示はなく、日本人もとにかく並んでいました。僕は日本も羽田空港も利用は久しぶりだったのですが、あの混雑ぶりには今まで見たことがありません。
今はもはや消滅したVisit Japanのファーストレーン(結局意味のない機能だっと思います)とやらで青い表示があったので、職員が確認してすぐに通れたのですが、そこからが大変。僕が到着したときはおそらく数百人はいたでしょう。とにかくなかなか先に進まない。
みなイライラカリカリしながら、審査を待ちましたが、日本人はひょんなところに自動ゲートがあった。なぜその表示をしておかないのでしょうか。あの長蛇の列に並ぶのは何だったのか。時間を非常に無駄にしました。
結局午後10時に到着して、入国審査を出たのは午前0時。そう、電車もバスももうなく、タクシーに乗ろうと思いましたが、これまた長蛇の列。タクシーはまったく来ず、あれだとさらに数時間待たされることになるので、空港から出るのを諦めました。
羽田空港には2つ(?)ホテルがありますが、そこはすでに満室。そして、隣接する新しい施設の上階にスパがあるので、そこに行ってみましたが、午前1時から午前5時まで滞在する人(入館する人ではありません)は別途4800円を取るとのよくわからない値段設定。結局通常の入館料金と合わせると1万円ほどになり、顧客フレンドリーでもなかったので、これも断念しました。
結局、羽田空港には野宿しました。
これって日本の海外からの玄関口としてアリなのでしょうか。
ANAの到着とほぼ同じ時刻にエアアジアが羽田空港には到着します。こちらの航空会社は時間通りにほとんど飛べないので、遅延して到着したようですが、1時間でも遅れるともはや空港からは出られない有様。空港の到着電光掲示板を見ると、午前0時にフィリピン航空が到着しますが、これまた迎えが来ない限りは空港で野宿ということなのです。
また、コンビニは到着ロビーにはなく、レストランもない。誠に不便極まりない状況なのです。
午前5時すぎには都内に向かうバスが走り始めますが、空港案内の女がまたいい加減なことしか言わないのには唖然。あんな対応だったら、AI化させてしまったほうが諦めがつきます。人間を置くのであれば、「心のこもったおもてなし」を期待していたのですが、もはやそれも望めず。東南アジアの受付嬢のほうがもっとましだなあと思ったのです。
それにしても、到着当日から散々な目に遭いました。羽田空港に夜到着する方は予め空港から出る手段は確保しておいたほうがいいでしょう。乗り合い自動車のようなものがあるようなのですが、僕はそのときはそういった情報を知らずにいました。公共交通機関だけを利用しようと思ったら、羽田空港には夜着かないようにしたほうがいいでしょう。となると、もはやANAやエアアジアはクアラルンプールからは使えないということになります。日本に戻るフライトは、相当考えないといけないのかと思います。
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