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ループ系×作品×もみあげ

昨日は、1999年に日本テレビの土曜21時に放送していた、堂本剛さん主演の「君といた未来のために」を動画サイトで全話視聴致しました。
今とは異なり、学校で話題になる媒体としてテレビの一強だったため、肌感覚では、クラスメイトのほぼ全員が視聴していたかと記憶しています。

リアルタイムで見ていた当時11歳の私は、「タイムスリップして同じ時間軸をやり直すこととなり、そこから抜け出すための謎の追求」だけが楽しかったのですが、今となって見ると、
「自分の本質を追い求めることを決めた際の推進力」、反対に「自分の本質から目を背けることの危険性」、「形を変えて訪れる災い」などの仕組みがこれまでの経験で腹落ちし、あっという間に全話見てしまいました。
このあたり、私の場合は20代の時にも感じることが出来なかった考え方でもあるかと思います。

俗っぽい見方では、
若い時の仲間由紀恵さんが浜辺美波さんを彷彿とさせるずば抜けた透明感と、
堂本剛さんの父親役である内藤剛志さんの、息子との身長の高低差が印象的です。

なお、ファッションや髪型に注目が集まる堂本剛さんですが、ドラマあるあるで、ドラマ初期と最終回ではまったく違う髪型になっています(作中では4年経つことになってるからとも言えるかもしれませんけども)。
金田一少年の時も思ってましたが、初期の髪型のもみあげがドアストッパーのような傾斜になっていたのは当時も印象的で(これがイケてる大人ってことか…という記憶)、心の奥底が温まるようなノスタルジーを覚えました。

蛇足ですが、このドラマの3年前、同じ土曜21時のドラマ枠で、安達祐実さん主演の「聖龍伝説」というアクション要素が詰まった実験作がありました。
ストーリーこそ随分めちゃくちゃだった記憶がありながらも、同世代で飲むと一番盛り上がる懐かしいドラマは、君といた〜でもなく、未満都市でもなく、聖龍伝説でしょう(私調べ)。※1

※1  銀浪怪奇ファイルの首無しライダー回か、ボスキャラが三宅くんの衝撃、という説もあります。
ただし、聖龍伝説における片岡鶴太郎さんこそ、土曜ドラマの最大瞬間風速のような気がします。

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