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楽しい×新聞の×発行者を名乗る

昨日は姪の出生1ヶ月記念をお祝いしに実家(隣県)に行きました。
出生時は3キロ弱だった赤ちゃんが、1ヶ月で4kgになったとのことで一回り大きくなっており、既にこれからの成長が楽しみに思います。

実家に行った時のルーティンの一つに、私が実家にいた時の部屋の断捨離があります。

これまで多くの書籍、服、ファイル、なんだかよく分からない何かを捨ててきたことで、局面は終盤。
今回は、学生時代にもらった表彰状や、授業で描いた絵を見る余裕まで生まれました。そんななか発見したのが、タイトルのとおり、小学4年生のときに作った学級新聞です。

クラス全員が、課題図書を読んだ感想や、ミニコーナーなど創意工夫し、B4用紙×1枚を作ったようです。まったく記憶にありません。

表紙はこちら。

表紙は、一人一人異なるものを作り、中身はクラスメイト(恐らく)全員の新聞を綴っております。
ですので、上の写真は当時の私が書いたもの。
平成10年の時点で、ハイパーヨーヨーを昔流行ったものってカテゴライズしていました。

「みんなでがんばった
 新聞が集めてある
 この本」
雲行きが怪しい。

中身はこちら。

自分で「楽しい発行者」を自称する危険思想。

新聞発行者がメインで伝えたいレイアウト位置にある読書感想文。
けんぼうは一年生(作者…岸武雄 氏)の、私の書き出しを一部抜粋。

「けんぼうはいつも明るく元気でどうしようもないのですが、いい子どもなのです。
しかし、ある日死んでしまったのです。」

つい先ほどまで当時の自分を真面目な生徒だと思い込んでいたため、ある意味、地動説。

・Google翻訳の「和→洋→和訳」みを感じるとともに、日本語のグルーヴ感が何かおかしい。
・最後まで読んだうえで、何を伝えたいか分からない。
・間(空白)の使い方が邦画的だ。

私の通っていた学校は、学区エリアの中に国家公務員の社宅があり、クラスの1/3は社宅組だったことも要員かと思いますが、比較的落ち着いた子が多い教育環境で、クラスメイトの新聞を読んでみるとたしかに社宅に住んでいた子の新聞は、レイアウトの工夫であったり、内容の充実度に申し分なし。

自主性を伸ばす教育が大切である一方、「なんかよく分からないけど、◯◯くんや◯◯ちゃんの考え方、物の見方って僕よりしっかりしてる」って少し寂しくなったのを思い出しました。
真面目に書いていてほしかった一方、微笑ましくも感じました。

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