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ステロイド服用とその副作用について

さて、私の目の病気に対する治療法は、ステロイドの点眼と服用なのですが、ステロイドといえばその副作用がよく知られているところであり、昨年末、入院時にステロイドパルス療法をした後、約3か月間ステロイドを服用しましたが、

今回もしばらくステロイドと付き合うこととなる予定なので、改めてステロイド服用の副作用について、あくまで私の個人的な経験を記録してみたいと思います。

今回は以前ほど症状がひどくはなかったので、プレドニンを20mg/日が2週間からスタートし、そして現在、15mg/日が1月続く予定です。
前回は15mg/日も2週間だったので、減薬のペースが少しゆっくりといったところでしょうか。
なお、今回は抗菌剤もひと月分、処方をされています。先生には仕事で遠出をすることがあるなどお伝えしているので、念のため、処方をされたような感じです。

さて、ステロイドはなぜ少しずつ減薬していくかというと、ステロイド、すなわち副腎皮質ホルモンが多い状態から急に不足の状態になることで、離脱症状などを起こさないようにするため、が理由となります。また、副腎皮質ホルモンは朝方から日中に分泌されるホルモンなので、処方されたステロイドも必ず朝(量が多いときは昼もですが、夜には飲まない)に服用することとなっています。
ちなみに現在、15mgのプレドニンを朝に飲むときは、胃薬も一緒に飲むことになっています。そう、ステロイドの副作用としては、一般的に以下のようなものがあげられます。

満月様顔貌、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
かぜのような症状、倦怠感、発熱[誘発感染症、感染症の増悪]
吐き気、のどが渇く、疲れやすい[続発性副腎皮質機能不全、糖尿病]
吐き気、便が黒くなる、腹痛[消化管潰瘍、消化管穿孔、消化管出血]
気分が落ち込む、やる気がおきない、筋肉の発作的な収縮[精神変調、うつ状態、けいれん]
腰・背中の痛み、関節の痛み、筋肉のこわばり[骨粗鬆症、大腿骨および上腕骨などの骨頭無菌性壊死、ミオパチー]
尿量が減る、意識の低下、息切れ[腫瘍崩壊症候群]

https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=428

さて、私の場合、飲んでいる量と期間から、そんなにひどい副作用に悩まれている感じは、以前服用していたときもあまりなく、なんとなくこれは副作用かな、と思われる症状としては、大体以下のものになります。

  • 顔がやや丸くなった気はする

  • 胃もたれがひどくなった(揚げ物注意)

  • 手が荒れやすくなった(乾燥しやすい?)

  • 夜中に喉が渇く(明け方必ず水分補給をしている)

  • ややハイテンション?

あとは、感染症に注意するため、再びマスク生活をしています。外食も、飲み屋さんなど、狭い空間で大勢の人が大声で話すような空間は、なるべく避けるようにしています。コロナ禍の生活が今も続いている感じですね…

幸い、今いただいているお仕事は在宅が中心で、しかも創薬スタートアップの方たちということで、病気に対する理解も得やすく、とても助かっています。

この、職場や仕事先の理解を得るというのは、いわずもがな、とても大切なことだと思っています。以前別の病気をしたときは、偶然その疾患に関する医療機器を扱う企業であったにもかかわらず、上司に正しい理解をしていただけず、なかなか大変な思いをしたことがありました。

とにかくまずは自分自身が自分の病状、治療方法について正しく理解をした上で、その内容を関係者の方に伝え、何ができて、何ができないかを整理する、こういったことが、万が一病気になったとしても、できる限りスムーズに仕事を続けるコツになると、個人的には考えています。


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