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現在の見え方について

先週、また急に目の中のゴミが急に増えたように感じ、あっという間に視力が低下し始め、大学病院で診てもらった結果、再びぶどう膜炎の症状が少し出ているとの診断を受けたのですが、今回は早めに診ていただいたのもあったのか、今のところ症状は進行していない感じです。

前回、重症の症状で入院をした時に、ぶどう膜炎になるとどのような見え方になるか、少し説明をさせていただいたのですが、

あくまで私のケースではありますが、今回の再発後、私の目がどのように見えているかについても、少し説明をさせていただきたいと思います。

簡単にいうと、いわゆる霧視、羞明状態がまた出ている感じです。ぶどう膜炎以外の病気でも、こういう症状になることはあるようなので、少しでも参考になると幸いです。

*霧視状態

すなわち物事が全てが、もやがかかったように見えています。
まさに文字通り、世界全体が霧の中に包まれたような感じです。
自分の身体の中から霧がでてきたような、まるで霧の世界に閉じ込められたような感覚です。

  • 変な話、自分の顔のシミなども見えません

  • 口紅なども塗りにくい(輪郭がわからないため)

  • 爪が切れない(色の境目がわかりにくい)

  • 壁に空いた押しピンの穴などがわからない

などなど、霧視になることで困ることは意外とたくさんあります。。

*羞明状態

羞明とは、すなわち明るさ、眩しさを強く感じるため、帽子やメガネが欠かせなくなります。

これは霧視の原因ともいえるのですが、ぶどう膜炎は簡単にいうと目の周りの血管などに炎症が生じ、炎症反応によるゴミが目の硝子体(白目)に入ってくるため、そのゴミのせいで目の中で光が乱反射し、明るいところが眩しく感じるという理屈のようです。

羞明で個人的に一番困っているのは、白背景のもの(本やパソコンの資料など)も、見えにくくなるので、紙媒体は基本読めなくなり(現在のところ、新聞も、本文の細かい字は読みにくいというか、ほぼ読めません)、非常に仕事に影響があるということです。

パソコンなどについてはダークモードを駆使する事でメールなどはどうにか打てるのですが、仕事柄、細かい文字の文書を読むことが多く、色をつけたり、コメントをつけたり、そういったことができにくくなるのは、本当に辛いところです。

あと、これは前回と違う現象なのですが、視力もまだ出ていないため、元々ひどい近視なのですが、スマホで文字などを読んだり書いたりするときは、メガネを外し、裸眼で、画面に顔をかなり近づけると一番よく見える感じという、少し謎な状況です。

あと、羞明になると気が付くこととして、一般的に商業施設や繁華街はとても眩しいです。やはりお店の陳列物の見せ方などの関係で、照明が明るいのだと思います。それでもって、大阪は梅田など、そういった場所は人も多いので、当然周りが見えにくい今の状態で、人の多い街中に出ることはとても怖く、基本遠出もあまりできなくなります(ステロイドの副作用として、感染症に気をつけなければならないと言う理由もあります)。

以上、側から見ると、曇りの日でも帽子を被り、明後日、度入りの可視光調光レンズのメガネができたら、サングラス的なものもつける予定なので、見た目が怪しく、さらにはスマホに顔をかなり近づけて作業をするので、それもまた怪しい、不思議な人となっている感じです。

ちなみに現在回数を増やして点眼薬のステロイドもしているため、コンタクトがつけられません(どうせつけてもよく見えないというのもありますが…)

*目が見えにくくなった時のための対処法

今回で本当に再発は最後にしたいと思っていますが、わずか半年でまたも霧の世界に戻ってしまったので(そして症状が出ると視力低下まであっという間です)、再度目が見えにくくなった時のための対処法を色々考えておきたいと、今回の件で痛感しました。

例えば、細かい話ではありますが、

  • 身なりは普段から整えておく(普段から爪は切っておく、髪の毛なども切れる時に切っておくなど)

  • お金周りなど、目が見えにくくなって困る作業はないか確認をしておく(定期的な支払などあれば、それが目が見えにくくなっても行えるか考えておく)

  • 目が見えにくくなった時、仕事上で何ができなくなるか、フオローをどうすればよいかを考えておく

  • 帽子、メガネなど、目が見えにくくなった時用のグッズを整えておく(コントラストのないものも見えづらくなるので、例えば今私のPCはピンクに白のキーボードですが、もっとコントラストのあるキーボードなどにしておくほうが良いと思いました)

  • ITガジェット類は視覚障害の強力な味方となるので、PCをはじめ、スマホ、タブレットなど、揃えられるものは揃えておく

  • 音に頼ることが増えるので、高性能のイヤホンなどもあるといいかもです

といったことを、普段から検討をしておくと、いざ目が見えにくくなった時にも、少しでも困難が減るかと思います。

とにかく今の時代、本当に目は大切なので、今後とも、自分の目を大切にするよう、食べるものなども見直し、今しばらく、治療と回復に専念をしたいと思います。


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