睡眠薬

珍しくなかなか眠れなかった


寝たのが3時、起きたのが5時

その後睡眠薬を飲んで9時まで寝て、
11時くらいまでボーッと起きてた

眠れなかったのは
言うまでもなく睡眠薬を飲まなかったからだ

勘違いしたくないのは
精神的にしんどいというわけではなく、
外の音が気になったり
アイデアが止まらないから眠れないのである



と、久しぶりに睡眠薬無しで寝てみようかなぁと
チャレンジしたのはいいが、
いろんなことが気になって全然意識が飛ばない

だから君のことを考えることにしようと思った



だけど君の存在を考えると逢いたくなってしまうので
今度行く予定の江ノ島でどんな日を過ごそうか考えることにした




展望台まで行くと意外と時間がかかるし疲れるから女性にはキツいか...
あ、君は歩くのが好きだからむしろぼくの方が気を遣われるかなぁ

とか、


電車で1時間かかるから江ノ島で昼ごはん食べるなら早めに出ないとだけど前日遅番って言ってたししんどいか...
あ、君は早起きは得意だからむしろぼくの方が寝坊しないようにしなきゃかなぁ

とか


そんなことを考える



気が付いたらカーテンの間から少し朝日が差していて
スマホの電源を押すと5:00とわかった




睡眠薬を飲まずに眠れたのはいつぶりだろう
という嬉しい気持ちと、
たったの2時間しか眠れなかったのか
という虚しさに襲われる


そこからいつもより少なめの錠剤を飲んで、
朝9:00になった




そしてまだ効き目の残った状態でボーッとしていたんだった



君が横にいて眠るときもいつも強制的に意識を飛ばせているのだが、
いつの間にか愛する人の横で眠りに落ちていたらどれほど幸せだろうかと思う



だからこれからもたまに断薬チャレンジをしよう

そう思った


明日晴れたら江ノ島に行こう

雨だったらどうしようかなぁ

そんなことを考える。

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