ログインできなくなったポケモンGOがわたしに教えてくれたこと

ポケモンGOにログインできなくなって一週間が経過しました。

原因を究明すべく、ググって似たようなかたの方法を真似したり、インストールし直してみたり、場所を変えてログインしてみたり、GPSの連動を一旦解いてから接続し直してみたり…………

やれるだけやった!

問い合わせはしてないけど!

思いつくもの目につくもの全部やった!

悔いはない!

やめよう!!

と、やめてみて一週間。

電車のなかで本が読める。

歩いているときに立ち止まらない。

職場から誰かと一緒に駅に向かって歩いていても「ああっ、ここスポットなのに……」と悔しい思いをしない。

スマホの充電の減りが段違い。

マックや駅の改札前をうろうろしない。

GPSが入らなくても気にしない。

すばらしい……。

当たり前ですが、なければないで過ごせるのです。

休日だってこんなにのんびり……

のんべん……だらり……

もうレベル上げとか……

がんばってタマゴの孵化のために歩いたりしなくていいんだ……

そもそもなんでポケモンGOを始めたのだっけ? なんてことすら考え出したその瞬間、

ラッキーに会いたかったから

ということを思い出しました。

好きなポケモンに出会いたかったから。

幼いころ、初代世代ドンピシャのあの頃、

正直ゲームボーイの波にも乗り遅れて、結局はアニメとカードとシールくらいでしかかわいいポケモンに出会うすべがなかったあの頃。

どうしてポケモンGOをはじめたのか。

ものめずらしかったから。

リリース初日にそういえば今日からだったと思い出したから。

いいえ、ラッキーに会いたかったからです。

図鑑をそろえようとか、

強くなってジムリーダーになってやるぜとか、

そういうものはどうでもよかったのです。

レベルが低かろうともでも、ゲームを続けていればラッキーに出会える確率はゼロではない……!

というわけで本日からまたデビューしました。

課金していなかったのが幸いだ……と言い聞かせて、あれだけ憎たらしかったラッタやビードルに新鮮な気持ちでボールを投げつけています。

こわいのは複垢認定されてデータ抹消されないかということです。

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