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日記 【心の中に在る自由な香港】

こんばんは。今日は夕方5時半を過ぎても空が明るくて、それだけで気持ちが明るくなった。明けない冬は無い。明けない夜は無い。

打って変わって、先程Twitterに流れて来た今日の香港のゼロコロナ対策についての発表にショックを受けている。

2020年7月に香港を離れてから香港では色々な変化があった。「encoach on your freedom」という言葉がぴったりだ。香港住人全員への強制PCR検査に係るプライバシーの侵害の問題について、コロナは戦争下と同じだから議会等で話合ったり承認を取ったりする必要も無く政府が勝手に決める権利があると主張している。政府に対する反対意見は、香港の国家安全維持法がある為市民は以前のように安全に表現する事が出来ない。下手すれば禁固刑、銀行口座は凍結で財産さえ奪われてしまう。

カナダやオーストラリア等、香港だけでは無いが、コロナを理由に各国政府が少しずつ着実に人々の自由を奪い続けている。一度人々から奪われた自由は、政権が変わらない限り戻る事は無いだろう。だから、私達は政府の行動を確認する必要があるし、気をつけないといけないのだ。

香港の場合は選挙で民意が反映されている政府では無く中国共産党が設置している政府なので、政権交代は更に難しいだろう。あの大好きな自由な香港は、もう自分を含む人々の心の中や2020年7月より前の映像にしか存在しないのかもしれないと思うとやり切れない気持ちになる。

それでも明けない冬は無い。明けない夜は無い。将来への希望を持ち続けよう。そして自由が無くならない様に自分の出来る事を行っていこうと思う。

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