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世界幸福度ランキング2022 日本が54位なのは、幸せなのか?

今日3月20日は、世界幸福デーらしい。
みなさんは知っていただろうか?

難しいことはよくわからないが、2012年に国連総会で決まったそうで、日本独特の〇〇の日ではなく、世界中どこへ行っても3/20は世界幸福デー

それで?どういう意味?

国際幸福デーは、幸福が世界中の人々の共通の目標であり、願望であることを認め、公共政策に反映されるべきものとして制定されました。また、持続可能な開発、貧困の根絶、すべての人の幸福とウェルビーイングを推進するより包摂的で公平な、バランスの取れた経済成長の必要性についても訴えています。

ユネスコスクール事務局

つまり、「自分が幸せであるか?」を考えようという日、なのだと私は思う。

自分が幸せかどうかなんて、まじめに考えたことなんてないし、友人知人と「なにが幸せ?」なんて雑談のテーマに上がることすらない。

それもそのはず。と思わずうなずいてしまうのは、世界幸福度ランキングの結果からだ。

10年前から毎年この時期に合わせて国連が発表している「世界幸福度ランキング」で、日本は2022年146カ国中54位であった。ちなみに1位は5年連続フィンランド。おそらく国全体で、幸せについて真剣に取り組んでいるんじゃないかと思う。

過去10年の日本のランキングを見てみると、初年度の43位が今まで一番よかったようで、2020年の62位を除けば50位台にいる感じ。

2021年 56位
2020年 62位
2019年 58位
2018年 54位
2017年 51位
2016年 53位
2015年 46位
2014年 データなし
2013年 43位

みなさんはこの結果を見て、150カ国ほどある国の中で、50位台に入っているからそこそこ幸せかな〜って思いますか?

それとも、

日本ってあんまり幸せじゃないのか〜って思いますか?

「他人の不幸は蜜の味」という言葉がある。他人の不幸をみて自分は幸せだと感じる心理だ。
一方で「ねたみ(妬み・嫉み)の心理」というのもある。人の幸せをみて自分が不幸だと感じる心理のことだ。

日本よりももっと幸せじゃない国があるんだ、日本は幸せだなって感じる人もいれば、5年連続も1位でフィンランドはいいなあ、羨ましい、日本て不幸だな〜と感じる人もいるはず。つまり感じ方は人それぞれ。正解はない。

このランキングはおそらく、幸せについて考えるきっかけではなかろうか?

「自分って幸せかな?」
「毎日幸せ感じて生きてるかな?」
「幸せじゃない選択をしてないかな?」

昨日、八百屋で野菜を買った後、スーパーの入り口に売っていたとちおとめに惹かれて、そのいちごを片手にスーパーに入り、うっかり目に飛び込んできた国産小麦のバームクーヘンも手に取ってレジに並んだ自分。

甘いデザートは自分を幸せにするけれど、ふたつもいらなかったんじゃないか?お砂糖たっぷりのバームクーヘンは、本当に自分を幸せにしてくれるか?などさっきバームクーヘンを食べ終わった後に、自分が幸せだったかをしみじみと考えた。そんな2022年の世界幸福デーであった。

お片付けをしながら、「これを捨てた方が私は幸せかもしれないぞ?」なんてことを考えるきっかけになれば幸いです。

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