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流浪の月、その2。「ネタバレかもしれない」のでご注意ください。

面白くて夢中で読んでしまいました。
しかし、
色々なことを考えさせられる物語でした。
自分の中で、モヤモヤしているものがあります。
なので、少し吐き出します。

この物語を読んで、キーワード的に浮かんだ言葉。

DV、育児放棄、小児性愛者、幼児期の性的トラウマ体験、デジタルタトゥー、
勘違いの善意、限りない孤独、新しい人間関係、多様性のある社会。

ネタバレになるかもしれませんが、個人的なメモとして書いておきたいので書きました。

しかし、このキーワードが含まれている物語を、「面白い」のなどと言って良いものだろうか?

しかし、小説だから面白くなければ誰も読まない。
その面白さに引っ張られてグイグイと読まされてしまった。

途中で何度も、主人公の二人に、「がんばれ!負けるな!あなたは間違ってない!」と声をかけていた。

架空の人物に心の底から声援を送っている自分がいた。

結末まで書いてしまったら、それこそ、著者に申し訳ない。

だから、最後に一言
「私は、更紗と文に出会えてよかったと心から思います」

凪良ゆうさん、
素敵な物語をありがとうございました。

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