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きみはスゴイぜ! 

「書く習慣」が身につき始めたので、このまま書くことを続けたいと思います。

不慣れなことを書くと、続けにくいので、やはり、一番好きなことを書いていきたいと思います。

好きなことと言えば、本の紹介です。

ということで、はじまりはじまり〜
(めちゃぶりですみません)


イカサマサイコロ師。

小学校の頃、放課後の校庭の片隅でサイコロのマジックみたいなことをやってるおじさんがいた。

校庭にはコンクリートでできている山がありました。
山には滑り台があったり、ボルダリングのような
よじ登る斜めの面があったり、わたり橋があったり、子どもたちに人気の山でした。
その横のベンチで、なぜか、外部から入り込んだと思われるおじさんが子どもに囲まれていました。

小学生の僕が興味を示して顔を乗り出すと、まるで僕に見せるように、
「いいかい、ここに不思議なサイコロがあるんだ。
よーくみててね」
と言い、親指と人差し指で最高を摘み、そのサイコロの面は赤い色の「1」が見えていた。
そこでそのおじさんは、サイコロを手首をひねってくるっと回して反対側を見せた。
するとサイコロの目は「4」が出た。

おじさんはもう一回くるっと回して見せると元の赤い「1」に戻った。さらにもう一回くるっと回すとまた「4」が出た。
そこでおじさんが「いいかい、ここでこのサイコロにおまじないをかけるよ」と言って、サイコロに向かってフッと息を吹きかけ。そして、サイコロをゆっくりと回した。
するとそこには「6」が出た。

えっなんで!?
目が点になった。

驚いた、不思議だった。
おじさんは同じ動作をもう一度やってくれた。
そして驚く子供たちに向かって、
「これは魔法のサイコロなんだ。ここでしか手に入らないんだよ」と言ってニヤリと笑った。

僕は俄然そのサイコロが欲しくなった。
欲しくて欲しくてたまらなくなってしまった。
お金を出して買ってしまった。

種明かしを聞いたらなんて事は無い
騙しのテクニックだった。
イカサマサイコロ師だったのだ。

三つ子の魂百までとは、実にうまい諺だと思います。

なぜなら、
それと、人生がうまくいく成功法則とか、なになにが、数倍速く速くできるようになるとか、なんとかが簡単に儲かるとか、などなどなど、いろんな
講座やプログラムがある。

何度も何度も手を出している。

講座やセミナーそのものに罪はない。
まぁ、中にはかなりグレーなものもあるのかもしれないけど(笑)。

しかしながら、お金を使って、早くとか上手くとか簡単に、を手に入れてしまおうとするその癖、体質、考え方が、小学校の時の「僕」と全く変わっていないんだなぁとおもい笑ってしまう。

バカ高い「成功法則プログラム」にはまってしまった自分が今でも悔しいし情けないし残念である。

努力というもの、コツコツという行為、遠回りに見えるそのプロセスの中に、その人の生きていく本当の意味での大切なものがあるのじゃないか?

ということを、最近になって気づいてきました。

全然、本の説明になっていませんが、
私の中では繋がっているのです。
要は、成功プログラム的なものに手を出したくなったら、その前に、ぜひ、この本を読んで欲しいのです。

この本は、とてもおすすめです。

【書く習慣】
この本のおかげで、「書くこと」がまた好きになり、さらに、書くことの奥深さを知り始めています。書きたいのに書けない人、なにを書いていいか分からない人、自分がなにをやりたいのかわからない人、今まで生きてきて書くことに興味を持ったことがない人、特におすすめです。

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