朽ちないサクラ

杉咲花さん主演の映画の原作です。

読み出したらとまらなかった。
いや違う。
最初はオーディブルで聴き始め、半分ぐらいから文字の本で読み出し、そこから止まらなくなった。
特にラスト50ページを切る頃には、すべてのことを放り出して続きが読みたくてたまらなくなった。
ミステリを読むのは久しぶりなのだが、
ミステリってこんなに面白かったっけ？
って言うぐらい面白かった。

実は、勘違いして先に続編の方をオーディブルで聴き始めていた。その導入部がめちゃくちゃ面白くて、本屋に本探しに行った。そこで、続編であることを知り、前の方から読んだ方がいいと思って立ち読みしたら、なんだか続編ほどそそらない。
そこで、買うのはやめて、オーディブルで最初の方から聴き始めた。
そしたら、先に進めば進むほど面白くて、ドンドンのめり込んで行った。
気がつくと本屋に文字の本を買いに行って読み始めていた。
その後は、ダーッと一気読み。
ストーカー殺人から端を発して、カルト教団あり、警察や公安の組織のややこしさあり、女子の熱き友情や男子の奉仕系の愛ありの、まるで昔の「火曜サスペンス劇場」のような、一度捕らえたら絶対逃さない的なストーリーで、見事にハマりました。

警察小説やミステリ好きな方おすすめです。
ちなみに、これを読んだら、続編は絶対に読まずにいられません。
最初の編から読んでよかったです。

朽ちないサクラ (徳間文庫)