見出し画像

傲慢と善良 祝"文庫化。超おすすめ。

この帯のコピーで、つい買ってしまいました。
実は既にハードカバーで読んでいます。
帯にある
『人生で1番刺さった小説』
これ、同感です。
いや、それ以上でした。
自分が持っていた20年間のバイアスが、ぶっ飛びました。

実は、この本の感想文を天狼院書店の「メディアグランプリ」で掲載していただいています。

天狼院書店メディアグランプリとは、

天狼院書店は各種のゼミを開催しています。
その中で、私は「ライティングゼミ」を受講していました。
受講すると、課題提出があります。

「自由テーマで2000字書く」

として書いたものが、採用されて、まさかのメディアグランプリアップになりました。

控えめに書いていますが、実は、ここにアップしてもらうために、かなりがんばりました。
2週間に1度の提出で、何度も落とされました。
評価者からのコメントは「リーダビリティがない」でした。
表現は違えど、毎回ほぼこの言葉で締め括られていました。
もう,悔しくて悔しくて。
評価してくれる方々は、自分より20歳以上も年下の方ばかり。
だから、余計に心が穏やかではなかった。
いったい何をどう書いたら「リーダビリティ」が出るんだよっ!
みたいにイライラしていました。
(評価者の方々はとても丁寧で十分な配慮ある文章で返してくれています。私の器の小ささの問題です。笑)

そこで思い浮かんだのが『傲慢と善良』でした。
この本は読み終わったとき、あまりの衝撃で全身が固まってしまい,しばらく動けなくなった本でした。
しかし、感想文としてネットにアップするには、ものすごくプライベートが出過ぎているため躊躇していました。
自分だけの文章としてストックしていました。
しかし、度重なる不合格に、自分の理性が崩壊していました。
「これで、だめならもう課題提出やめてやるっ!」
もう、半ばヤケクソでした。
なので、
これだけ自分を曝け出した文章をネット上に書いたのは初めてでした。

という、とんでもなく長い前置きになりました。
実は、ここnoteで1度リンクさせていただいています。
同じものを、またリンクすることになります。
しかし、帯にあるように
「人生で一番刺さった小説」と思った方が多い物語です。とても面白くていい小説なのです。
ですので、
文庫化に際して、もう一度アピールさせてください。

ぜひとも、一人でも多くの方にこの本を読んで欲しいので。

【天狼院書店メディアグランプリ】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?