見出し画像

無自覚な自分に気付く/子供・若者支援NPOに300万円の寄付を提供、他「ETIC.ソーシャルイノベーションセンターNEWS」2021年10月5日号

みなさま、お元気ですか。野田香織です。メインコラム初担当で、若干緊張していますが、楽しんでいきたいとおもいます。
最近の趣味は、恋愛相談に乗ることです。人を好きになったり、嫌いになったり。ちょっとしたことで、悩んだり、傷ついたり。相手を受け入れたり、受け入れられなかったり。恋愛ってなんだか忙しいですが、その人の本質が見えてくる感じで、いくら聞いていても飽きないし、なにより人間臭くて好きです。

お仕事では、昨年からジェレミー・ハンターさんのプログラムの運営をしています。ジェレミーさんは、マインドフルネスの第一人者で、米国のピーター.F.ドラッカースクールのMBA/Executive MBAで最優秀教授賞(Professor of the year)を受賞されているすごい方でして。仕事と言いつつ、その恩恵を大いに受けているとおもいます。

わたしがジェレミーさんのセッションを最初に受けたのは2017年頃。最初に学んだことは「いかに自分が思い込みでものごとを捉えているか」ということでした。 人は、自分の見たいように見てるし、聞きたいように聞いています。当然、それは自分にも相手にも起きています。さらに、それぞれが見ているもの、聞いていることが、現実のすべてように語られたりもします。話も噛み合わないはずだわ。笑

しかし、わたしはそのことについて、まるで「無自覚」でした。特に一緒に仕事をしている仲間に対して。いい仕事したいよね!?だったらココまでできるよね!と、過度なエンジンをかけることもあれば、何をやってもうまく行かず、否定されたような気分になり、憂鬱な状態が続くこともありました。いずれもわたしにとってはまったく望んでない、不本意なことでしたが、どうすることもできませんでした。

ジェレミーさんは「私たちは過去の経験にひきずられ、マインドレス(自覚せず)に望まない状況を、繰り返し引き起こしている。この原因は、感情について誤ったマネージメントをしているから。望んでいる(得たい)結果につながる行動を生み出すためにも、感情的な反応のロジック(論理)について理解することで、望まないパターンに自ら終止符を打つことができる」とおっしゃいます。

自分ではどうにもならないと思っていることも、自分で解決できるとはどういうことなんでしょう?! 個人的には、この「感情的な反応のロジックを理解する」ことは、そのまま社会変革のヒントにも繋がるとおもっています。この話しをし出すと、長くなりそうなので、またの機会に…!

※ジェレミーハンターさんによるセッション「セルフマネジメント・マインドフルネスで結果を変える」は、次回は11月4日から始まります。メルマガ読者の方は10月14日(木)までお申込受付しますので、ご興味ある方は、こちらの資料をぜひご覧ください。

※より詳しく知りたい方はDRIVEに掲載のこちらの記事もぜひお読みください。

- INFORMATION -


【11/19〆切】SMBCグループライジング基金2021年度募集開始
〜子供・若者を支援する非営利組織に最大300万円の寄付を提供〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━

ETIC.は、2021年4月に発足した日本初となる「フィランソロピック・
プラットフォーム
」のパートナー団体です。国内7団体と海外の協力
4団体が参加するこのプラットフォームでは、社会貢献に関心のある
富裕層・資産家の方々がソーシャルセクターの専門家に、財団・基金
​​​​​​設立やNPO支援・インパクト投資までワンストップで相談ができ、
社会貢献のアドバイスを得ることができます。

この度、プラットフォームの事務局である一般社団法人ジャパン・フィ
ランソロピック・アドバイザリーが運営協力する、SMBCグループ
ライジング基金
が新たに一般公募を開始します。

▼以下ご案内文

SMBCグループは、社会的インパクトの創出により複雑化の一途をたどる
社会課題の解決に貢献するため、「SMBCグループライジング基金」の
一般公募での寄付先募集を今年度より開始いたします。

公募対象となるのは、次世代を担う子供・若者の暮らしや健全な成長を
支援する事業です。現在の事業においてより効率的・効果的に支援対象
や支援内容を広げる取り組みに最大300万円の寄付を提供いたします。

募集にあたって説明会も開催されますので、これらのテーマにお取り組み
中の方で、もしご関心をおもちいただけましたら、ぜひHPで内容をご確認
ください。

◆対象団体:
特定非営利活動法人、財団法人、社団法人等の法人格を持つ非営利組織

◆対象テーマ:
次世代を担う子供・若者の暮らしや健全な成長を支援する事業
※子供の貧困、学習支援、障がい児支援、多文化共生、体験学習等様々なテーマが対象です。

◆対象事業:
上記のテーマで活動する団体が、現在の事業において
より効率的・効果的に支援対象や支援内容を広げる取り組み。

◆1団体あたりの寄付金額:最大300万円

​​​​​​◆採択予定団体数:5団体(予定)

◆詳細はこちらの募集ページからご確認ください。
(運営協力:一般社団法人ジャパン・フィランソロピック・アドバイザリー)


Editor's Note - 編集後記 -

画像1

こんにちは。ETIC.スタッフの白鳥環です。次世代リーダー育成とローカルイノベーション事業部を経て、今年度よりソーシャルイノベーション事業部に参画し、主に企業基金や財団のお手伝いなどを担当しています。この事業部で仕事をはじめて数ヶ月経ちましたが、こういうことをやりたくてETIC.に参画したのだと、とても楽しく仕事をさせていただいています。
ソーシャルイノベーション事業部は、海外で大きなうねりとなっているコレクティブインパクトやネットワークリーダーシップなどのアプローチを日本でいち早く取り入れて活動しています。これらのアプローチはまさに自分の関心と近いもので、仕事を通じて海外の先端事例なども触れることができるため、担当業務である新しいフィランソロピーの潮流とあわせて、とても刺激の多い毎日を送っています。

発行元:
NPO法人ETIC.ソーシャルイノベーション事業部
incu@etic.or.jp

メールマガジン「ソーシャルイノベーションセンターNEWS」では、ETICのコーディネーターが日頃感じていることや、新しい兆しなどを共有しながら「社会を変える」「新しい未来をつくる」皆さんを応援するメルマガです。参加枠が限られているプログラムやセミナー情報などもお届けしています。

▶ 配信頻度: 月1~2回配信(不定期)
▶ 購読料:無料
▶ ご登録はこちらから https://etic.or.jp/socialmail/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?