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ETIC.(エティック)マガジン

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NPO法人ETIC.(エティック)に関するnoteをまとめたマガジンです。ETIC.の事業部・プロジェクト関連のnoteや、スタッフやプログラム参加者の方のnoteが中心です。
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2023年11月の記事一覧

自社の事業・プログラムを磨く機会として活用する‐チャレコミギャザリング2023秋レポート(鹿児島県奄美大島 龍郷町編)

みなさんこんにちは。チャレコミ事務局の瀬沼です。 今回は和歌山・富山に続き、2023年10月13-15日に開催されたチャレコミギャザリングの奄美大島でのフィールドワークの様子をお伝えしたいと思います。 今回のフィールドワークの受入れ目的今回ホストは一般社団法人E'more秋名(いもーれあきな) 鹿児島県奄美大島の龍郷町の秋名・幾里集落を中心に「50年後も子供たちが住みたいと思えるシマをつくる」ことをミッションに宿泊事業や移住支援・外部人材の受入れコーディネートなどを行ってい

ETIC.が歩んだ創造と創発の30年。未来へのギフトを考えるオンラインイベントを開催します

※ETIC. Letter 2023年11月21日号の内容を一部加筆修正して転載したものです。 突然寒くなりましたが、みなさん体調崩していませんか? 私たちは、12月10日の30周年ギャザリングへ向けて、準備が大詰めとなってきています。 今日は11月29日から全5回実施する連続イベント「Move Forword. – 創造と創発の30年と、未来へのギフト」(オンライン開催)について、お話したいと思います。 このイベントでは、過去のETIC.がどんな時代・状況のなかでどん

音が聞こえないってどういうこと?当事者と一緒につくる防災の仕組みとは -第16回だれ一人取り残さない防災研究会(ゲスト:岡山大学病院 聴覚支援センター 片岡祐子先生)

みなさんこんにちは。チャレコミ防災チームの瀬沼です。 今回は、2023年10月16日に開催されただれ一人取り残さない防災研究会の様子をお伝えしたいと思います。 今回は岡山大学病院 聴覚支援センター 片岡祐子先生を中心とした研究メンバーの方にお越しいただき、難聴者の方にとって日常生活、そしてそれを前提としたときの避難・防災の仕掛けづくりについてお伺いしました。 冒頭にNHK岡山放送局が取材したウクライナの映像を見ながら、難聴者の方にとっての爆撃が耳が聞こえる人たちと何が違って

コーディネート組織の10年間の積み重ねを体感する‐チャレコミギャザリング2023秋レポート(富山県富山市編)

みなさんこんにちは。チャレコミ事務局の瀬沼です。 今回は2023年9月29-30日に開催されたチャレコミギャザリングの富山でのフィールドワークの様子をお伝えしたいと思います。 富山市でのフィールドワークを通して伝えたかったこと今回ホストを担当したのは合同会社ハピオブ 富山県内を中心に、採用支援や人材育成事業、組織コンサルティングなどに取り組んでいます。 ハピオブがチャレコミに加盟したのは2013年。今回は、10年以上コーディネート組織として富山の中で積み重ね撒いてきた種がど

地域の学びを他の地域の学びにする -第15回だれ一人取り残さない防災研究会(ゲスト:株式会社御祓川 森山奈美さん)

みなさんこんにちは。チャレコミ防災チームの瀬沼です。 今回は、2023年9月19日に開催されただれ一人取り残さない防災研究会の様子をお伝えしたいと思います。 今回はゲストとして株式会社御祓川の森山奈美さんにもお越しいただき、2023年5月に発生した珠洲沖地震のその後の様子をお伺いしながら中間支援組織としての役割を改めて考える機会になりました。 地震をきっかけに地域の資源を耕し担い手を増やす 御祓川としての事業の大きな転換点となったのは2007年に発生した能登半島地震でし