その日焼け止め、肌にもサンゴにも優しいですか?
海洋プラスチック問題をはじめとした環境汚染問題。その対策の一つとして、パラオでは2020年1月1日より、ハワイでは2021年1月1日より、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売・持ち込み・使用を禁止する法案が施行されています。
また、2021年8月からはタイでも日焼け止め剤の法規制が導入され、国立公園にサンゴ礁に有害な4つの化学物質を含む日焼け止めの持ち込みが禁止されています!
というのも、人間が使用する日焼け止めアイテムに含まれるUVカット成分「オキシベンゾン」「オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)」(両方とも「紫外線吸収剤」に分類される)が海に流入することで、サンゴ礁(特に幼生のサンゴ)に悪影響を与え、結果的にサンゴ礁の死滅を招くという研究発表がなされたからです。
ここまで読んで、「自分は海には行かないから、サンゴ礁への影響は関係ない」「日常生活内での『良い日焼け止め』が欲しいだけ」と感じた方もいるかもしれませんね。
ですが、直接海で泳がなくても、毎日の生活排水による水質汚染の影響は大きく、気づかないうちにおこなっている海・川への環境負荷は実は計り知れないのです。
そこで以下の記事では、環境負荷への配慮と同時に、肌への優しさ&スキンケア効果もきちんと考えて作られている、ナチュラル・オーガニックコスメブランドのおすすめ日焼け止めアイテム(乳液・クリーム・バーム)をご紹介します!
ナチュラル・オーガニック日焼け止めアイテム16選|ノンケミカルで環境負荷の少ないUVカットコスメ紹介
スキンケア感覚で気持ち良く使いながら、環境にもできるだけ負担をかけない――楽しくエシカルな選択ができるなら、「エシカル(=倫理的)は難しい」という先入観はなくなりますよね!
国内外でますます広がるエシカル・サステナブルな輪を日常生活に気負いなく取り入れて、今も未来もポジティブに過ごせるように、お気に入りのナチュラルコスメで毎日を彩りましょう。
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