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経歴から人柄を知る 池間哲郎さんの講演を聞いて

こんにちは
向山かおりです。

先日
認定NGO法人アジアチャイルドサポート
代表理事 池間 哲郎 氏の講演をお聞きしました。

池間氏の経歴は元々知っていて
講演も何度かお聞きしていました。

何度も聞いても
その経歴には池間氏の覚悟を感じて、涙なしには聞けません。

今でも現役カメラマンの経歴をお持ちで経営者・カメラマン・父親・そしてNGO法人代表理事と何足も草鞋を履かれながらもバリバリご活躍されています。
先日は空手で負傷をされて、ようやく治られた直後だったそうです。
そしてまた治ったので空手を少しやろうかななどとおっしゃっていました。

池間さんの在り方を見ると、体力が落ちた・などと呟いてしまう自分が恥ずかしくなってしまいます。

そんな池間哲郎さんの経歴です。

1954年 沖縄出身 2022年現在なんと68歳でいらっしゃいます。

会社員を脱サラされ29歳の時に映像制作会社を立ち上げられました。

カメラマンとしても活動され、結婚式、記録映像、CM等の撮影・制作を行っていらっしゃいます。

ボランティア活動を始めるきっかけは
スラムの子供たちとの出会い。

スラムの子供たちが
過酷な環境のなかでも、一生懸命生きている様をみて、
自分は平和な国で生きていて、一体何をしてるんだろうと、
涙が止まらなかったそうです。

その後
アジア各国のスラム街やゴミ捨て場などの貧困地域の撮影・調査・支援を開始されました。

その他の経歴は引用です。

職 業カメラマン
一般社団法人アジア支援機構代表理事
JAN 代表
沖縄大学非常勤講師活動団体NPO法人アジアチャイルドサポート代表理事

受賞歴
2002年
「第3回にしぎん国際財団 アジア貢献賞」

2004年
「沖縄タイムス賞 国際賞」

2004年
「琉球新報活動賞 社会活動部門」

2005年
「第8回地球倫理推進賞 文部科学大臣奨励賞」

2008年
「カンボジア王国 モニサールポーン モハッセナー勲章」

2009年
「カンボジア王国 モニーサラポアン マハーセレイワット勲章」
2011年
「Yonaoshi・ボランティア『赤いかお』第5回下町平和賞」

カンボジア、ミャンマー、タイ、モンゴル、スリランカ、日本において157件の支援事業(124件は継続事業)を行い途上国においては約20万人の人々を支え続け、そして2万人近くの児童が教育を受けることが出来るようになり、日本においても「国際協力を通した日本の青少年健全育成運動」の理念の下に35万人の児童生徒(大人に対する講演における聴講者約15万人)に対し命の尊さや一生懸命に生きること大切さを訴えてきました。

http://www.okinawa-acs.jp/manabi-nepal/

ホームページより引用

沢山の受賞経歴から活動を伺うと、日本やアジア諸外国で、ボランティア活動にて本当にたくさんの活躍をされていらっしゃる方だなと思います。


池間氏の講演会では大きな気づきが二つありました。

池間氏は、

経済
軍事
国際支援
の三つの観点が
外交手段として挙げられる、
そのうち
日本は軍事力を持たないため、
国際支援がとても大事なのです。とお話ししされていました。

国際社会の中で多くの国々との固い国交を結んでいることによって
経済的、軍事的な安全が担保されるという考え方です。

なるほどなーと思いました。

私自身は、積極的に事業活動にフェアトレードを取り入れてます。

そうした事業としてのSDGs活動が、
じつは世界平和のための外交の一つにもなり得ることにきがつきました。

国際支援活動は、支援されたり、したり相互にとってのチームビルディングなんだなということに気がつきました。

そして、池間氏は
アジアで多くの国がきれいな水の不足に悩んでいること、
世界で水道ひねれば飲める水が出るという国は数えるほどもないのだそうで、日本はとても恵まれているというのです。

以前私のブログで、
四国の水不足を克服してきた歴史について書きました。
関東の水道開発のことも。

日本は水が豊かな国で、ただ水がそこらじゅうにあるから自動的に水道整備が整ったなんてのは 
完全誤認です。

日本人の、これまでの歴史の中で
沢山の方が、公益のために、汗水垂らして水道を作ってきてくださったことを思い出しました

世界的な視野を広げてみると、
水道一つにも
日本人の精神性の素晴らしさにも
あらためて気がつきました。

ボランティア活動のお話の中からでも
本当にたくさんの気づきがあります。
池間哲郎さんのお話
またお聞きした時には
新たな気づきがあるかなとたのしみです。


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