見出し画像

結婚は豪華な趣味?

結婚のこと、これまで何度か書いています。

その中で面白い見解を知りました。私にとっては結構新鮮な見解です。

これも以前に私が書いたのですが、「結婚制度は今の時代に必要?」ということに対しての面白い見解でした。

それは今の時代、制度としての結婚は必要なくなっているかもしれないが、より生活を豊かにするものとして、いわゆるステータスとしての意味があるのではないかというものですね。

確かに、人は必要なものだけで生きてるわけではありません。昨今、不要不急って言葉が多用されてました。
おかげで、音楽ライブや観劇などが制限されてるのが記憶に新しいですよね。

高級車や豪邸、豪華客船での世界一周旅行など、生きるために絶対に必要とは言えないものにも人は高額のお金を払います。むしろ、日常使いのお金よりそっちの方が高額ですよね。

つまり、結婚もそういうものになりつつあるのではないかということですね。
確かに結婚を維持するためにはお金も手間も精神力も半端ではなく必要です。

しかし、世の高級な趣味もそうです。フェラーリ買ったらセキュリティの高い車庫に高額な車検代、税金、維持するのは大変です。

結婚もそういう高級な嗜みになりつつあるということです。
そうであれば確かにお金のない若い世代には難しくなりますね。男性の25%が生涯未婚なのも納得です。

割に合わない

であれば、やはり割に合わないと思ってしまいます。
嗜みと考えるなら、あまりにも結婚という制度が雑だと思うのです。
お互いを所有物の様に縛りつけるような制度はやはりハイリスクです。
制度には入口だけでなく何らかの出口戦略というか出口装置が必要です。

恋愛感情に基づいたパートナーであれば、愛情のある間はお互いが自立した個人として、一緒に暮せば良いだけです。
子どもを育てたいのであれば、責任を持って育てるため、制度に基づいた家族関係を一定期間は維持するべきです。

また、近代からの家制度を維持せねばならないお家であれば、制度に則った家族経営をすれば良いと思います。

私は仕事柄、児童虐待案件や多問題家庭のトラブルを見聞きしてきました。
その中で感じたのは、家族は人を育みもすれば、同時に人間を徹底的に破壊する装置とも化します。
そのような、崩壊した家族から個人を守るための仕組みを実装する必要があると思います。
そのために必要なのが出口装置です。
ま、当面はなかなか難しそうですが。

結婚がステータスとして、高級な嗜みとしての意味合いになり、それを皆が羨ましく思うのであればそれはそれで良いと思います。

確かに、ダウンタウンの松本さんやナインティナインの岡村さんなんかも十分にお金のある結構な年齢で結婚して、おノロケ状態ですもんね。

私はパートナーの形は多様である方が、気持ちが楽で良いですね。
とは言え、ひとりでの生活が今はサイコ〜ですが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?