鳥をよく拾うんですが、、「チュンタ物語」(短文)
1回目はこんな小さくて丸っこい小鳥が3羽くらい、冬場の屋外で寒さでカチンコチンにオモチャみたいに転がっていたので、室内で暖めてやった。
うむん、とりあえず机の上にオモチャ3体ならべた
3羽とも10分くらい動かなかったが、突然スイッチが入ったようにみんな羽ばたきだして驚いた。
「生きてるなら、返事くらいしなさい!」
何だ生きてたのか、というかこの人たち外に放っておいても別に平気だったのかもしれない。寒さで死んでしまうことはあるのか
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2回目は小さなムクドリがベランダに落ちてきてケガしているようだったので、一時的に保護した。
ペットショップで練り餌を買ってきて与えて、少し元気になったので、外に返した。
野鳥は病原菌など持ってるので、保護するにも慎重にしたほうがよい(ヒナを拾うと人間の匂いが付いて、子育てしなくなる説はガセネタっぽい)
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3回目は足が片方折れていて、他の鳥か車などにやられたのかもしれない、スズメが地上でバタバタしていたので、帽子にかくまって連れて帰った。
とりあえず、虫かごに新聞紙を敷いて、ミミズなど与えてみたが食べてくれない。というか、ミミズ足で踏まれているし。。
(ちなみにぜんぜん関係ないがミミズにオシッコをかけると、菌が飛び散って陰部が腫れたり大変なことになるから、絶対やってはいけないらしい)
「チュンタ」と名付けた。
会社から外出中の出来事で、商談中もクルマにいるチュンタが気になってしょうがなかった。会社に戻って一旦ロッカーに隠した。
チュンチュン言っている
こいつら暗いとこだと、大人しくなるんじゃなかったのか?
上司に話したところ、偶然同様に保護したスズメを飼っている(本当はスズメは飼ってはいけない?)とのことだったので、引き渡すことにした。
「チュンタよかったな、短い間だったけど、これで同じ境遇の仲間もできて、メシも困らないぞ」
「足は折れてしまってるから、あんまり無理して動くんじゃないぞ、じゃあ元気でな」
上司も子供が喜ぶと嬉しそうだった。
~1週間後~
上司に「チュンタの容体はどうですか?元気にやってますか?」と聞いた。
「あー、チュンキチは仲間と馴染んで元気にやってるぞ」
さらっと名前が変わっていたが、無問題だろう。。
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なんだか鳥に縁があるのかもしれない。
鳥をみると何か落ち着く、ひょっとしたら前世は鳥だったのかもしれない。
「ホーホーホッホー」の正体はキジバト
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