備忘録

これまでのあれこれ

2023/3/25、12時頃、雨
Uber eatsの仕事中に海老名ビナウォークを経由して配達先へ移動中。
自転車にて歩道を走行中に妙な物音を聞き取ったので振り返ると、事故現場になっていることに気付く。
事後だから突っ込んでこないであろうという油断をした結果、歩道を乗り上げてきたプリウスにカマを掘られた衝撃で左足を突いた結果、開放性脱臼骨折になり、その場で救急搬送される。

当時は財布が濡れることによる紙幣の影響等を嫌い、家に身分証等を置き去りにしていた為、その場で身分を証明することが出来ず。

手術(1回目)

解放骨折ってなんぞやって思うので、ここで簡単に説明すると
皮膚を突き破って、骨が「こんにちは!これがシャバかあ!!」っていってるような状態。
残念なことに事故ったときから手術のタイミングまで意識がバッチリだったので、手術前に行ったことが地獄だったのは今でも覚えています。
破傷風のワクチン?を撃った後、飛び出た骨を真水で洗浄し、足首を引っ張って飛び出た骨を中に入れるという行為を行った。麻酔はない…

そして手術になったのだが、この時は部分麻酔。
足の腫れが酷かったのもあり、創外固定(※)という処置を行った。

(※)身体の一部分を器具を使って固定するやつ。この時は左脛の骨に穴を開け、金属で固定するといった内容

次の日から次の手術まで

この段階で加入していた保険を振り返る
・一人親方労災保険組合
…以上。
健康保険は前職ピンサロの職場トラブルによって会社が分裂してしまい、離職票が届くまでえらい時間がかかり、しばらく無保険状態。
届いた後も稼働に全てを捧げていたのでマジで無保険状態。

ここで連絡があった/した機関等が以下の通り(ツイッタラーは除く)
・一人親方労災保険組合
・Ubereats事故サポート部門
・警察
・相手の保険会社(三井ダイレクト)
(相手会社、保険入ってたんだ…ってほっとするまで気が狂いそうでした。今でも相当狂ってたと思いますが)

腫れが引く約一週間ほどは、排泄関連は創外固定の都合も相まってその場でしかできませんでした。
尿瓶、あとはたらいを袋で包装した状態のものに脱糞等…
なんとなくそうなると思っていたけど、結構堪えましたねえ…

あの時のカンパには本当に助けられました。
改めてありがとうございました。

2回目の手術前

1日前くらいまで創外固定で脛を開けられているという認識がなかったんだけど、認知した途端に痛みが抑えきれなくなってずっと叫び散らかす始末。
手術前というのもあり、麻酔すらダメな状態でただただしんどかったす…
役立ったのがメンソール系の制汗ペーパー。アレを吸うだけでかなり落ち着けました。

手術(2回目)

内容は創外固定の解除、及び欠損個所をボルトで固定しようっていうやつ
この時も部分麻酔。脊髄から麻酔を注入するときに激痛を覚えるが、この時は満足に上体を起こすこともできなかったため、気のせいだろうと思っていた。
術後は石膏と包帯のぐるぐる巻き。
一回目の退院が確か4/13に設定される。

1回目の退院まで

相手方の保険会社と通話したり、身近な友人に書類の収集を依頼したりなど。
この段階では弁護士に依頼はかけておらず、特約のある保険すらなかったので割と参っていた。
そういった書類の整理しながら直近でのやることや、リハビリ(松葉杖の使い方)を行ってきた。

あとは弁護士の選定というか、相談を行っていたのだけど
まさかの母親の保険が弁護士特約に入っているという誤算まではよかったが、なにをトチ狂ったのか弁護士までセットしてきてしまい、選ぶ権利が消滅。
有難いけど、なんか複雑な面持ちで進んでいく。

退院からリハビリへ

一先ずは自分名義で借りていた厚木のアパートへ帰還。
そこから近場のリハビリ先(※)へ当分通院することに。
移動手段は最初、意地張って松葉杖で行く所存だったのだけど、
体力が完全に無くなってて、道路上の鉄製品がすべて凶器になるというちょっと貴重な体験をしまして

(※)退院前に自分でここに行く!って言って担当医に紹介状書いてもらおう
100mを松葉杖で移動するのって、退院直後だと相当ハードルが高くて…
1km前後先にある病院に対し、タクシーを手配しなければとてもいけないという事になる。

リハビリ後の風呂等は、石膏で固めた足に水を流し込むと腐る恐れがあるので、45Lのゴミ袋で足に水が入らないように撥水性のガムテープでぐるぐる巻きにするなどの対策が必須でした。
そこから確か2~3週間後に再度手術

手術(3回目)

石膏にハサミを入れ、開放したのち、ネジを1本抜く手術
一か所だけ、骨の復旧とともに負荷に繋がるといわれていたネジを抜く手術を行い、約3日後に退院。

それから実家へ帰省

保険の話になるが、Ubereatsでは三井住友海上と提携をしており、仕事中(案件受注~配達完了まで)の事故では傷病見舞としてそれぞれ手当がある。
申請方法はUberの傷病見舞サポートへ事故の旨連絡し、登録したメールあてに申請用書類がまとめられたPDFが送付されるので、そちらにある診断書を担当医に記載してもらい、請求用の書類に必要な情報を記載してから郵送するといったもの。
稼働不可な状態が続くと、その日ごとに8000円ほど請求することが出来るが、最大保障日数は60日までしかないことに注意。
初回給付は約1ヶ月必要。

一人親方労災保険組合へは、物損の写真と事故の状況を指定のフォーマットに記載し、同じく郵送。
後日、担当者から細かい情報などを聞き、休業補償の話が出る。
組合が一部記載をした労災第7号、8号を医師に記載してもらい、記載してもらった書類へ送金先口座、住所等の情報を記載し、労災組合へ提出。
こちらはプランによって給付金は様々だが、自分は10000円ベースで8割の金額が休業補償として送金されるものだった。
幸い、Uber eatsは自営業という扱いであったため、1日~31日間フルで保障金が中央労基から送金されるといった仕組みであることを教わる。
これも申請タイミングによるが、初回はやはり1ヶ月必要。

…というのもあり、毎月の家賃78000円(当時)を賄うのはなんだかんだ不可能と判断し、実家に帰ることに。
それに伴い、リハビリ先の変更等の手続きがあったのだけど…

保険会社が急にゴネ始める

先述の状況に加え、まだまだ支払い先がしこたまあるといった状況で全然リソースがないといった当時の状況にて相手側の保険会社から「健康保険を使って通院してほしい」と電話を受ける。
この話は弁護士経由だったのもあるが、自分自身特に理解できていないまま了承してしまったのが原因と思われる。
当時、自覚は無かったけど、おそらくそう。

初回は保険会社負担だったが、それを無効にして健康保険証使ってって話になり、リハビリの開始が予定の2週間ほど遅れることに。
加えて、リハビリ先のルールにより、本来の金額の倍を払わないと通院できないという状況になる。
この状況をなんとか打開しないといけないと思い、弁護士に相談したが、相手の保険会社がゴネて進展がないといった軽い地獄が訪れる。

そこで、弁護士に労災組合に加入しているという旨を話した結果、通院費を労災で賄うといった流れになる。
この時点以下の状態に。
搬送先:保険会社負担
リハビリ:労災負担

このケースはかなり稀だそう。

リハビリ経過

前のリハビリ先、相当適当と酷評されるなど
おかげでげんこつでゴリゴリしたり、足の指を軽く曲げるだけで呼吸が詰まるほどの激痛に悩まされ続ける。
なんだかんだ3ヶ月ほど経過し、当時よりはだいぶ回復していたのだけど、ひとつ問題が出てくることに

足首の可動域に半透明な物体(あきらかに骨の欠片)が発見される

これのせいで可動域が制限されているのではないかということでリハビリ先でレントゲンを撮り、紹介状を書いてもらうことにより、年末での再手術のスケジュールが組まれることに。

手術4回目

入院し、手術前日に点滴を撃たれる。
次の日、手術開始時に全身麻酔を受け、そのまま気絶

終了後、酸素マスクを装備した状態で目を覚ます。
2~3日ごとに手術箇所の絆創膏を取り換えているとあることに気付く

"手術箇所が縫われていない"

普通にちょっと焦った。
傷口が開くともう鮮血が止まらなくてw

そのまま週明けまで入院で過ごし、退院

リハビリ再開

手術直後は硬直しがち。
痛みは相変わらず洒落にならないのだけど、可動域に関しては幾分かマシになっている。
年末は予約がひっ迫していた為に週1~2で通院だったが、年明けから週3~4に増える。

ある日

ここからは2024/3/16時点での話
弁護士から症状固定(※)と判断される予定という連絡を受ける。

(※)
もうこれ以上リハビリしても進展は見込めないよっていうジャッジ。
これが正式に医師から下されると、保険会社からの補償、労災からの休業補償、通院費負担が終了する。

3/6時点で通院があったので、担当医に確認した結果、4/10で終了の旨を宣告される。

上記の話を基に弁護士、労災組合、Uber傷病見舞サポートへ連絡。
それぞれから後遺障害診断書を含む診断書系の書類送付を受け、医師に記載依頼を行った。

上記3方向へ提出する予定の書類代の総額、27500円とのこと。
以上の手続きを終えると、私は障碍者ですよっていう手続き(?)と、弁護士に書類送付後、損害賠償の計算を行い、保険会社へ請求するといった流れになる。

体感(あとがき)

現状、自転車は漕げる状態。
歩行に関しては筋力不足が相まって引きずりながら歩くといった状態。
長距離の歩行は、激痛が走るために非常に困難。
足首周りは触れるだけで痛みが走る箇所が多い。

4/10以降の手続き以降は自転車配達員復帰し、左足の筋トレを試みるつもりだが、自動車教習所に放り込まれるのが先かもしれない?

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