04:初代MacProにPython3系をインストール

はじめに

作業しながら書いていたのだが、うまくいかなかった。
最後の追記2をみてほしい。

私のMacPro(2006)にPythonをインストールしていこうと思う。
感想から言ってしまうと結構大変であった。
OSのバージョンが古いためにいろいろツールが使うことができず、代用のツールを探しながらインストールをしていく形になった。
一応インストールはできたので、その手順をメモ代りそして共有しておこうと思う。

システム環境

OS:OS X Lion 10.7
詳細なスペックについては、以下の記事をみてほしい。


1:Xcodeインストール

古いOSなのでXcodeも旧バージョンをインストールしなければいけません。
なので、Apple developer programに登録をして、旧Xcodeをダウンロードしインストールという作業の流れになります。

Lion 10.7の場合、Xcode3.0をインストールすることができました。
以下の記事を参考にしてインストールしてください。


2:Gitインストール

以下のURLにアクセスしてインストーラーをダウンロードします。

上記URLにアクセスすると以下の画面になります。
ここで、2.27.0のインストーラーをダウンロードしてください。

画像1

ダウンロードしたファイルを展開して、git-2.27.0-intel-universal-mavericks.pkgを実行してインストールを完了してください。

3:Tigerbrew インストール

続いて、Pythonをインストールするときパッケージ管理システムのHomebrewを使うと楽なのでインストールしたいのですが、OSが古すぎて対応していません。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
一応載せただけで、今回は使っていない。(インストールできないから)

上記URLサイトの中に
"10.13 or higher is recommended. 10.9–10.12 are supported on a best-effort basis. For 10.4-10.6 see Tigerbrew."とあります。
OS X Lion 10.7の場合は、Tigerbrewがサポートされていることがわかりました。
以下のGitHubにTigerbrewのインストール方法や使い方が載っています。
インストールはこの記事を見ていただいてもできます。

それでは、以下のコマンドをターミナルで実行しインストールを行なってください。

ruby -e "$(curl -fsSkL raw.github.com/mistydemeo/tigerbrew/go/install)"

以下のコマンドが実行できれば、インストール成功です。
ちなみにこれは、バージョンを返してくれます。

brew -v

これで brewコマンドが使えるようになりました。

参考記事:


4:pyenvインストール

pyenv -v

を実行して、pyenv: command not found と返って来た場合、pyenvをインストールする必要があります。(大抵インストールする必要がある)

それでは、以下のインストールコマンドを叩いてください。
先ほどインストールしたTigerbrewでbrewコマンドが使えるようになっています。

brew install pyenv

しばらく待つとインストール完了します。

pyenvの設定を行います。
まずシェルの確認してください。

echo $SHELL

大抵の場合、bashが使われているので今回はbashのみについて記していきます。
以下の4つを実行すればOKです。

echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile

echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile

echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile

source ~/.bash_profile

注意:上記のコマンドは、それぞれ1回ずつ実行してください。
もし4つ目を実行した時にエラーが起きた場合、1〜3つ目のコマンドを2回実行したことが考えられる。
この場合であるば、
emacs ~/.bash_profile
の中のpyenvに関する項目を1度削除して、1から4のコマンドを実行し直してみてください。

5:curlインストール(エラーが出てできなかった)

以下のコマンドでインストールできる。

brew install curl

参考:



6:Pythonインストール(エラーが出てできなかった)

インストールできるバージョンを確認する。

pyenv install --list

数字のみの3.5.0などがインストール可能なPythonのバージョンです。それではインストール。

pyenv install 3.6.5

これで完了のはずだがエラーが出てしまった。
ちょっとこのやり方ではうまくいかない。

最後に

作業しながら書いていたので、最終的にはうまく行かなかったのだが、情報共有等いう形で、一応記事にしておく。

残念だが仕方がない。

インストーラーを使用することによって簡単にインストールできたので、目的は達成しているが、これまでかけて来た時間を考えるとなんとももどかしい結果となった。
これも経験だろう...

それでは次回は、一応ファイルサーバのsambaを入れてみようと考えているが、まだ決定ではないのでお楽しみに!!


参考記事:


追記2:

上記のサイトから、python 3.5.0の64bit版インストーラーをダウンロードして作業を進めるとうまくいった。
現時点、最新の3.8.6はインストーラーでのインストールはできなかった。

インストール後の設定は以下の記事を参考にした。


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