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うつレンズ作った話

しばらく前に知り合いから電池の液漏れで現像に出せなそうな写ルンですをもらった。期限切れからは長いこと経っていた。もはや写ルンですのリサイクルは成り立たなそうなのでレンズでも摘出して再利用しようかとか言って気づけば半年経っていた。部活が一段落して、5月になり、作ることにした。

フジ純正ではFUJIFILMの浮かし文字が邪魔でできそうになかったのでエツミのキャップを使用して制作、プラ板で高さを調整してフォーカス点は3m程度から無限遠にかけての部分にした。ユニットごと取り外して加工することが出来るので、普段から部活で1/150模型をやっている私にとって制作は簡単だった。

もうこれでいいんじゃない?

さすがロングセラーインスタントカメラなだけあって写ルンですのレンズはとても優秀だ。正直驚いた。全てが固定されていることは表現に集中できるいい環境を生み出すのかもしれない。

仲見世の横道を1:1で

気軽さが産むもの

手軽さ、気軽さというものは絶対数の増加に繋がる。セレクトをしっかりやればいい作品を生み出せる確率はコンスタントに出てくるだろう。一方で、私は気軽さだけで写真をやると成長が見込めない気がしている。最近自分の写真が弱い。

写真との別れは意外と近いのかもしれない

(外論03)

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