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一粒のキャンディの力

※2022年4月12日投稿分

こんにちは。井手永遠子です。
最近は、入学式ラッシュで通勤中にもランドセルを背負った新小学生の子を多く見かけます。
思わずにっこりしてしまいますが、側から見ると怖いので心の中でにっこりな朝でした。

さて、今日は「一粒のキャンディの力」というテーマでお話ししたいと思います。
なんじゃそりゃと思うかもしれませんが、まずはあるパートさんのお話しをさせてください。
(ここでは仮に山科さんと名付けます。)

山科さんは私が働くお店にパートさんとして夕方から夜まで来てくださり、主に商品や備品の補充や閉店作業などを手伝ってくださいます。
ご年齢は聞いたことがないのでわかりませんがおそらく60近い方だと思います。
違っていたらすみません。(笑)

ですが、山科さんは若い人よりも良く動きます。
そしてこの方の何よりの特徴は、とにかく口からいつも「ありがとうね」の言葉が出ます。
山科さんに関係ない仕事をしていても、通りすがりにも「〇〇さん、これしてくれてるん?ありがとうね」「いつもありがとうね」と、とにかく顔を合わせる度に感謝の言葉を口にしています。

そして、よくお菓子をくれます。
このことだけ言うとなんだか語弊がありますが、仕事終わりに疲れていると甘いものが食べたくなりますよね。
山科さんはいつも絶妙なタイミングで、みんなに「いつもお疲れ様」と言って、何か一つお菓子を一緒に渡してくれます。

これが本当に嬉しくて、パティスリーで働いている私たちですが、仕事終わりに労いの言葉と一緒にもらえる小さなお菓子が何よりも美味しく感じるのです。

そんな山科さんなので、部署関係なく色々な方から声をかけられ、本当に多くの方に慕われています。

それから、私もいつもカバンに小包みのキャンディを入れるようにしました。
そして、新入社員の子達や、清掃のスタッフさん、同じ販売員の仲間たちに「今日も頑張りましょうね」「やっと終わりましたね、お疲れ様です」と声をかけたくなった時に一緒に一粒のキャンディを渡すようにしました。
そうすると驚くほど喜んでもらえるということがわかりました。

おそらく値段的には数円のあめ玉一つですが、そのシチュエーションと少しの言葉で、驚く力が発揮されます。

大袈裟かと思われるかもしれませんが、是非職場の方や身の回りの方にやってみてください。
絶大な効果がありますよ。

私も常に感謝を口にして、相手を思いやる心あるを持っていたいなと思った瞬間でした。

それでは午後からもよろしくお願いいたします。

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