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失敗から生まれた模様

※2021年11月6日投稿分

おはようございます。井手です。
一昨日と昨日と仕事終わりにスタッフみんなで筋トレをしたので、今日は朝から体がバキバキです。(笑)
こんな状態ですが、今日もお仕事頑張ってまいります。

さて、料理において見た目というのは食べ手のファーストインパクトになり、とても重要です。
そのことに大きく関わるのは「器」です。
どのレストランでも、お皿に関してこだわりを持たないところはないと思います。
現在働いているレストランでも、様々な器を使っています。

置いている器に関して一つ一つ丁寧に教えていただいたのですが、その中でもおもしろいエピソードのお皿がありました。

写真で紹介している「吉右エ門製陶所」さんの作品です。
こちらは有田焼ですが、お皿に泡状の模様が広がっていて、海や川の波で泡立ったような水面を思わせるすてきな一皿です。

ですが、これは失敗から生まれた作品なんだそうです。

お皿を焼くときに釉薬を塗るのですが、誤って焼成後に泡のはじけた跡が残ってしまいました。
ですがその模様がなんともすてきで、あえてその模様を出す製法を編み出されたそうです。
偶然が生んだ賜物ですね。

日本にはたくさんの作家さんがいらして、すてきな器が数多くありますが、そういったものに触れると本当に感性が磨かれるのを感じます。
ぜひ現場に行って、生で職人の技を目にしてみたいですね。

いずれは私もどなたかご縁ができた作家さんにオリジナルの器を作ってもらうのが夢です。

それでは本日もよろしくお願いいたします。

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