日記(2021.12.22) 周期表に含まれていないアルファベットは?

113番元素:ニホニウム(Nh) が ジャポニウム(Jp)  になっていれば、"J"の文字が使いやすく、周期表を用いた(戯れのための)暗号が作りやすかったのに…

…ということで、思い付き。

(問)

118番元素まで(第7周期まで全て)埋まった周期表(未発見とされているUu_ がないもの)において、2文字目まで含めて出てこないアルファベットは何でしょう?




解答(例)

お手元に周期表をご用意ください。
(すぐに出てくる方が珍しいのか…?)

実際に対応例を探していくと…(目に入ったもの・思いついたものを書いているため、勿論他にもあります)


Al, B, C, Ds, Es, F, Ge, H, I, …

J はありません。(113番元素が ジャポニウム Jpであったとしたら、初めての J になったのですが)

続き:

K, Lu, Mn, N, O, P,  

Q も対応なしです。(114番がUuqになっていたときはありましたが。…他にもWikipediaを見ると第8・第9周期が未発見元素として定義されている…この辺りまで人工元素を探索する計画があるのでしょうか?)

残り:
Re, S, Ti, U, V, W, Xe, Y, Zr

(周期表に含まれているアルファベットは2文字元素の場合1文字目だけと指定しても、全て揃うようです。)


正解: J  と Q    でした。

"J" は冒頭の通り、最初から予想していましたが、"Q"は盲点になっていました。

言われてみれば、Qから始まる単語は少なく、大抵 qu の形でしか出てこない。

電荷:q , Q とか、電気素量(素電荷)をネイピア数$${e}$$と区別するべく$${q_e}$$と書く主義を取っていたり、P, Q, R, S,… を多用していた所為か…

ある文字のアルファベットとの対応も C, K, Qは同じ文字になっていたし…


電荷に引きずられて何となく盲点になっていた"Q" でした。

物理でも化学でも大量に出てくるのでありそうかと錯覚した?
(統計?でもQ値…他にもquantitative/qualitativeとかちょっと重めでかつ多用するものなので、特徴的なものとして意識が向きやすい…のでしょうか)


以下、さらに戯れ。

noteでの数式表示のテスト も兼ねて。
行中では$${ 数式 }$$、別の行での表示は (数式表示の行)を"$$"の行で挟むようです。数式の記載はLaTexの通り。


q: 電荷… とか言い出したら j だって電流密度じゃないですか。

q: 電荷  j: 電流密度…

(電荷・電流密度起源の解釈に基づく)電磁気学に従えば、q つまり電荷 は電場を形成し、j つまり電流密度 は磁場を形成する。

Maxwell(マクスウェル)方程式 Gauss(ガウス)の法則
; 電荷が磁場を形成する  
$$
\int \nabla \cdot \bm{D} dV = Q
$$

Maxwell(マクスウェル)方程式 Ampere-Maxwell(アンペール-マクスウェル)の法則
; 電流密度が磁場を形成する
$$
\nabla \cdot \bm{H} dV  - \frac{\partial  \bm{D}}{\partial t} = \bm{j}
$$

(積分形と微分形が統一されていませんが)

… Q と J、物質(元素)を形成する代わりに、電磁場を形成していた??(無理矢理)





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