スリランカのすすめ（備忘録）
はじめに
スリランカに１週間、一人旅をした。
大学生の時にタイを一人でぶらぶらした以来の一人海外だったので、若干の不安を抱えたままの出発となった。
インターネットで得られる情報の解像度にも限界があるし、到着した先で気の向くままに過ごすことこそが贅沢な時間の使い方だと信じて、リサーチしすぎずに向かった（単純にリサーチ不足の言い訳）。
結果、大満足の旅となったが、出発前に疑問に思っていたこと＆その実際のところを備忘録的にまとめておく。
似たような記事は数多あるが、この記事がどこかの一人にでも参考になればとっても嬉しい。
前提
僕の英語はカタコトの中学英会話レベル。
ただ紅茶列車乗りたい、シーギリヤロック見たい、スリランカカレー食べたい！だけが旅のモチベでした。
初めての一人旅に不安を抱えている人でも心配はいらない（はず）。一人旅のハウツーを知りたいならもっと立派な記事を読んでおくれ。
旅程
１日目：成田発 バンダラナイケ着 → ネゴンボ
ネゴンボ泊
２日目：ネゴンボ → ダンブッラ（石窟寺院＆ジープサファリ）
ダンブッラ泊
３日目：ダンブッラ（シーギリヤ） → キャンディ（仏歯寺）
キャンディ泊
４日目：キャンディ → エラ（ナインアーチ）
エラ泊
５日目：エラ → ゴール
ゴール泊
６日目：ゴール → コロンボ
コロンボ泊
７日目：コロンボ → バンダラナイケ国際空港
バンダラナイケ発 翌朝成田着
結局、お手本のような周回コースを回ってしまった。
旅程を考えているときはこの行程では「エラからゴールに行くのが距離的にも時間的にも若干厳しいのでは？」と考えていたが、すんなりたどり着けたし、ゴールで見た夕日とインド洋は忘れられない景色になったので、これで正解だった。
・ネゴンボからダンブッラ
1泊目の宿主に「明日はダンブッラに行くんだけどバスだよね？」と聞くと直通をアレンジしてやるよと言われて、直通に乗れた。（いくらかルピーは払ったけど大した額ではなかった。ネゴンボバスターミナル付近発。）
ネットにはクルネガラで乗り換える方法しか見つからなかったので、乗り換え不安だなーと思っていたが、一瞬で不安が消し飛んだ。
結局このアレンジがどんなものかは詳細は分からないまま終わってしまったので、クルネガラ経由案は頭に入れておいたほうが良いです。
・ダンブッラからシーギリヤ
これも事前情報だといまいち距離感がつかめなかった。
さっそく2日目の宿主に相談すると、「朝イチがいいぞ！サンライズを見てこい！あとシーギリヤ本体だけじゃなくてピドゥランガラも登れ！トゥクトゥクをアレンジしてやるから明日は4時半起きな！」とまくし立てられ、現地の人が言うならそうだよなと丸呑み。
4時40分くらいにトゥクトゥクが現れ、30分ほどシーギリヤまで爆走。
チケットを購入し、トゥクトゥクのおっちゃんとはそこでお別れ。地図を渡され、このパーキングにいるから戻ってこいよとのこと。
5時15分にチケット売り場を出発して、写真をとりながらスタスタ頂上に向かったところ、5時55分。入口から頂上まで約40分かかりました。
6時の日の出を拝んでから下山。
結果としてはダンブッラに泊っても、もっとシーギリヤ付近に泊ってもどちらでもよかったのかな～。
ちなみにピドゥランガラは絶対登ったほうがいいです。結構険しい道だったけど。
・ダンブッラからキャンディ（バス）
バスターミナル前でキャンディとバス上部に書いてあるやつに乗り込むだけです。勇気をもって乗り込もう！
・キャンディからエラ（紅茶鉄道）
ネットで予約できたり、１～３号車まであったりで何がベストか分からないままその日が来てしまった（怠けてるだけ）。
キャンディには前泊する日程だったので、バスでキャンディ到着後、駅に向かい明日のチケットを買うことに。→駅員「当日券しかもう寝ーよ、明日は8時40分発だからその1時間前に来い。」とのこと。
次の朝、無事チケットをゲットして乗車完了。想像通り最高の鉄道でした。
何号車がベストか論争はあるけど、どうせ眺めが良いところになったら席を立って電車の連結部分から写真を撮るから、２か３で十分でした。
風が気持ちいい！
・エラからゴール（バス）
直通があります、安心してください。ネットで調べると「乗り換え必須！9時間の大旅行！」的な記事がトップヒットするけど、以下のとおり時刻表にもしっかりと記載されています。
エラのバスステーションに7時20分頃にバスが来て、ゴールには12時50分に到着。5時間半ですね。
勝手にハードルの高さを感じていたけど、この景色見れて本当によかった。
・ゴールからコロンボ（海の見える鉄道）
キャンディからエラに行けたあなたなら心配無用です。
・コロンボは本当に見どころがないのか？
そんなことはないと思います。
紅茶局やアルピコ（バラマキ土産を買えるスーパー）に行ったり、Aluthkade StreetFoodで食事したり、帰る前日に１泊するなら最適です。
若干、田舎町に比べると治安が悪いかもしれませんが、気を付けていればなんてことはないかな。
ゴールの海を眺めてから来た人にはガルフェイスは物足りないですね。
Uberを利用すると便利な町だと感じました。
・バンダラナイケ国際空港（出発）
どこで土産が買えるのか、どこまでトイレあるのか、不安ですよね。
写真はないですが、記憶の限り書き残します。
①空港に入ろうとすると軍人にパスポートとチケットの提示を求められます。パスポートとトリップドットコムの画面を見せて無事通過。
②次に航空会社のチェックインカウンターに向かうために、荷物検査。
向かおうとすると、軍人その２に「まだ早い。出発3時間前までは入れない」と追い返される。モニターには該当の便が「Ｃｈｅｃｋ In」になっているのに入れないとは何事か！と思い、モニターを写真とって見せると、不機嫌そうに通してくれました。
③チェックインをあっさりすませて、やっと食事（バーガーキング、ピザハット等）・ショッピング・マッサージのあるフロアへ。ここで時間をゆっくり潰すのが吉です。
④最後に出発ゲートに向かいます。この待合室はギュウギュウになるしやることは何もないので、ギリギリに向かえばよいかと。（トイレは直前にありました。）
おわり
想像どおりご飯と自然が最高でした。コットゥ、サモサ、バナナ（赤）は特に気に入りました。
人も良かったので、困ったら宿主に聞くが正解な気がします。
バスも鉄道も人に聞けばどうにでもなります。
初めてのスリランカ旅行で気になることがあればお気軽にコメントでも問い合わせでもください。
良い旅を！！
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