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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第22話「紡がれる道」感想

※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。

完全にRPGのラスダン突入だった。

止めなければいけない

ビームには謎のバリア、ミサイルにはオーバーライドでの反射と鉄壁の防御を見せつけるクワイエット・ゼロ。前話ラストと合わせて、主人公一行以外は役に立たないという説明。フィールド再展開に時間がかかるというのは露骨な伏線だが、攻略の突破口というのはありきたりすぎる気もする。

現在の進行度は60%で、残されたユニットを手に入れて完成すればパーメットリンクは地球圏を覆いつくす。プロスペラはプラント・クエタ跡地を探すが、デリングが既にベネリットグループ本社へ持ち出した後だった。計画を完遂させるため、侵攻を開始するクワイエット・ゼロ、それを止めるために主人公一行は…まんまRPGの終盤だ。クワイエット・ゼロが完成すれば何が起こるのが不明な点を除けば。

例え何も手に入らなくても

フェンシング。白と赤。返り咲き。皆ツッコんでそうだが、考えてみたらわざわざMSで戦うのは商品のアピールのためであって、むしろ個人的な理由での決闘にMS、ましてやガンダムを使う方がおかしかったともいえる。あとミオリネがグエルの花嫁に戻っていたのも茶番でしかなかったわけで。

塞ぎこむミオリネ。前話序盤では取り繕っていたが、何が追い打ちになったのだろうか?人が死んだと繰り返していたが、議会連合の艦隊はあくまでも軍人であり、19話終盤のほうがショックが大きそうに思える。あとは、スレッタを道具にするプロスペラのやり方に手を貸してしまった、ぐらいか。

「都合のいい言葉はかけられない」「間違いなんかじゃなかった」「例え何も手に入らなくても前に進まなければいけない」「自分で行く」と駆け足ながら重要な言葉の多い会話だった。

デリングが意識を取り戻すも、出発前の挨拶だけで終わり。筆談でもして全てを明かしてほしかったと言いたいところだが、ラスボス戦中のほうが盛り上がるか?

出発準備

クワイエット・ゼロを攻略する方法を考える一行。通常の兵器では近づいただけでオーバーライドされてしまう。スコア5というのは、アンチドートの4よりも厳しい条件だ。新エランが「8なんて浴びたら死ぬ」と言ったのは、半端なスコアのガンダムを投入したところで、14話でのソフィと同じ目に遭うという意味だろう。

ここで、デミバーディングにパーメットを使わない操縦システムを接続するというアイデアが。もっといい素体があるのでは?という気もするが、デミ系だからと侮れない基本性能があるのだろうか。あるいは、大抵のMSは骨董品と互換性なんかないとか。それと、1機では心もとないからもうちょっと探したら?という気がしないでもない。

キャリバーンの起動試験。格納庫内でのパーメット接続はPROLOGUE以来だが、そういえばレイヤーという概念はルブリスやエアリアルだけなのだろうか?負荷と引き換えに高スコアを引き出せる機体、耐性はあってもデータストームを無視できるわけではない肉体。悲痛だが、応援される主人公ではある。

ミオリネがシャディクに提案した「取り引き」の中身はなんだろう?そして忘れてたとばかりにフィーチャーされるロウジ。

最終決戦

パーメットフィールド内にキャリバーンが突入し、最終ミッションスタート。突入艇は特に対策をしていないので、懸架されているデミバーディング共々まだフィールド外だと思われる。

ラストだけあって雑魚も強く、オプションユニットからオールレンジ攻撃を仕掛けてくるガンドノード。そしてお待ちかねのキャリバーンはというと、ビームランチャー&高機動ブースターというシンプルな構成の機体。まるでジ・Oだが、何か隠し玉はあるんだろうか?あとビームは当然実戦仕様の青。

雑魚を一掃したところで、ラスボスらしくOガンダムみたいなポーズで現れるエアリアル。「どうして来たの?」「あなたを止めに来た」とオートセーブが入りそうなやり取り。

最後にミオリネを狙うシュバルゼッテをディランザが迎え撃ち、恐れていた通り兄弟対決が始まってしまった。ダリルバルデの修理は間に合わなかった模様。

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