見出し画像

今でも遊べるフリー(≠基本無料)のロボゲを探した結果

Win10環境で正常に遊べたのが〇、遊べなかったのが×
STG・SLG・RPG・パズル・格ゲ等、ロボゲじゃないと思ったものは含めず。
有償作品の体験版と判断したものも除外。

↓から探したもの多数。感謝

2024/1/28: Silver Knightがプレイ可能になってた。


〇: VersionThree

https://www.freem.ne.jp/win/game/20899

シングルプレイ専用。人型ではないがアーマード・コアを意識した「ジェネリックAC」の一つと言われており、間違いなくロボゲだろう。コンテンツの充実度はフリーロボゲとしてはかなりのものだと思われる。

Win10で正常動作。パッド対応。

〇: HIGH-MACS simulator

http://grape65535.jp/games/ggsim/

シングルプレイ専用。初期設定だとWASDで移動、マウスで照準のFPS系操作。セガサターンの初代「GUNGRIFFON」がモチーフとのこと。描画が非常に粗いのはサターンでの画質を再現しているらしい。これも相当な作り込みのようだ。

Win10で正常動作。パッドも対応しているようだがキーボード&マウスで十分快適に操作できる。

〇: Silver Knights

通信対戦メインのフリーロボゲとしては未だに飛び抜けている作品。なんと10年以上の時を経て開発が再始動した。詳細は以下の記事を参照。

〇: GUN ARMS

https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/game/se431071.html

サイドビューのアクションゲーム。「徐々に完成するよ版」とのことだが、ステージ7まであるらしく十分なボリュームだと思う。

Win10で正常動作。パッド対応だが、軸の変更ができないのでDualShock3だとダッシュの入力がしづらい。

〇: ジャンクエデン

https://www.freem.ne.jp/dl/win/6339

これもサイドビューのアクションゲーム。アーマードコアをそのまま2Dにしたような感じ。

Win10で正常動作。コンフィグはないがパッド対応。

〇: 起動戦士ウィンダムXP sp-2.NET

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se448009.html

通信対戦メイン。まんまガンダムVSシリーズだとして昔話題になった作品。さすがに機体やモーションの作り込みで及ばないものの、本家がPS2準拠のグラフィックだった時期にHDR対応していて部分的には勝っていたともいえる。

Win10だとインストーラーでエラーが表示されるが、スタートメニューに登録されていてそのまま遊べる。チェックを外さないと変なソフトを入れようとするので注意。パッド対応だが、DualShock3だとステップがやりづらい。

〇: へっどしょっと先行者

https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/game/se272903.html

通信対戦メインのTPS。題名通りヘッドショット判定あり。このネタ流行ってから20年以上も経つのか…

Win10で正常動作。

〇: AIR_DRIVE

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se373925.html

通信対戦メイン。操作系はバーチャロンフォースに近く、カスタマイズ要素をつけた感じ。スペルミスしてたりとか見た目に粗は多いけどちゃんと遊べる。

Win10で正常動作。パッド対応。

〇: ASTRAIA

https://freegame-mugen.jp/rank/game/astraia.html

通信対戦メイン。1v1で平行移動+旋回、相手が画面内に入っていれば自動で照準。シンプルな作品だが、対戦ロボアクションとしての形はできている。

Win10で正常動作。パッド対応。

〇: WILD ONE

https://laineus.com/wild_one/

シングルプレイ専用。WSADで移動+マウスで照準の見下ろし型シューター。ミッションに友軍機が登場して多数vs多数になるのが特徴。

Win10で正常動作。

〇:カスタムファイター

http://inochizuna.blog.fc2.com/

「激闘!カスタムロボ」のネット対戦版を目標としているとのこと。更新が途絶えているのは、ネット対戦できるカスタムロボV2のSwitch版が配信されたからかもしれない。

Win10で正常動作。

〇: OCULUS -RAGE ASSAULT-

https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/game/se509463.html

シングルプレイ専用のTPS。専門学校の学生作品だが、ちゃんと遊べるものになっている。通信対戦は未実装。体力ゲージなし&自然回復やワイヤーアクションなど何気に今時のゲームを意識している。

Win10で正常動作。

〇: Relic: Defender

https://www.freem.ne.jp/win/game/26524

ブラウザゲーのTPS。ステージを開始すると変なエラーメッセージが出るけどOK押して閉じればそのまま遊べる。全3ステージでどれも敵を全滅するだけのシンプルな内容。

Win10&Chromeで正常動作。

〇: ARMHEAD セイントメシア無双

https://www.freem.ne.jp/dl/win/23838

名前通り無双系を志向した作品。コンテンツの充実度はともかく操作と視点周りが洗練されていないのが厳しい。

Win10で動作は問題なし。パッドは未対応。

〇: Break Factory

https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se488797.html

超シンプルなTPS。専門学校の学生作品で、ゲームというよりはD3DX&C++の学習成果の発表か。Unityもなかった時代は絵出すまでが大変だった。

Win10で正常動作。

〇: スプレンディッド バトル

https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/game/se440826.html

専門学校の学生作品。戦車vsロボ。プログラミングの学習成果の発表。

Win10で正常動作。

〇: CoresXcite

https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/game/se495842.html

専門学校の学生作品。これもプログラミングの学習成果の発表だろう。

Win10で正常動作。

×: GUNHOUND

http://www.kit.hi-ho.ne.jp/deepsea/project-gamma/index.shtml

引用元: https://freegame-mugen.jp/rank/game/gunhound.html

2Dグラフィックの無限スクロール宙間戦闘という独特のシステムで、メカデザインも良かった作品。

起動はできたが一部ゲージや弾が正常に表示されず。惜しい。(急激に重くなる現象も発生したが、これはAlt+Tabで切り替えしてたら治った)

×: GunBurst

1v1でトップビューの作品。機体がパーツごとに分かれた2D画像の組み合わせで描かれていて、FLASHアニメや今でいうLive2Dみたいになっているのが特徴。

名前もよく覚えていなかったが、かなり面白かったので頑張って探した。昔の2chスレまとめサイトで知った記憶があるのでアーカイブを探し出し、そこから項目を見つけ出すことには成功。

https://web.archive.org/web/20061017005212/http://www.frgm.org/

公式サイトが跡地になっていてダウンロードできず、作者もその後アクションRPGのほうに注力したのかスクリーンショットすら見つけることができなかった。

×: Second Age

引用元: https://forest.watch.impress.co.jp/article/2001/04/09/secondage.html

3Dの宙間戦闘でチーム戦も可、通信対戦も対応していた。

ある程度開発が進んだ後、1から作り直していた記憶があるが、作者サイトが消失しておりダウンロードできなかった。

×: SeventhSky

http://nextframe.jp/flash/seventhsky_refine/seventhsky_refine.html

「艦砲射撃!」で人気になったクリエイターの作品。機体(というかアンドロイドが着込む追加装備?)のデザインがよく、BGMも印象的。

FLASH製でHTML5化もされていないので現在はプレイ不可。

×: ガンヴァルケン

https://geolog.mydns.jp/www.geocities.jp/asvii/

サイドビューアクション「重装機兵ヴァルケン」をモチーフとした作品。サイトが消失しておりダウンロード不可。

×: GIGANTIC GEAR

https://freegame-mugen.jp/action/game_37.html

引用元: https://freegame-mugen.jp/action/game_37.html

サイドビューのアクションゲーム。短めながらも遊べる作品だったと思うが、公式サイトが消失していてダウンロードできず。

×: Marsenary

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se339950.html

紹介文で「戦闘機」とは書いてあるがカスタマイズ要素などがフライトゲーというよりはロボゲーっぽかった作品。

起動するとウィンドウに枠のようなものが表示されるだけで進めない。メニュー画面にFLASHを使っているから動作しない?

×: 3Dロボットシューティング VirtualX

https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se232688.html

スクショからするとパロディ全開な作品のようだ。

Win10だとD3DRM.dllが見つからないと言われて起動できず、正規の方法では回避できなさそう。

×: ストライクシーケンス

https://freegame-mugen.jp/shooting/game_9166.html

「戦車型ロボットFPS」というか戦車ゲーの模様。ダウンロードできない。

総評

フリーロボゲには商業作品のリスペクトが多い。有償のインディー、特に会社が収益目的に作ったものだとパクリ扱いされかねないし、そもそも売り上げを考えれば「本家でいい」ようなものはメリットが薄いと考えられる。まさに趣味の世界だということだろう。

散々「フリーゲーム衰退論」として語られている通り、ゲーム制作というのは基本的に手間のかかるもの。今回敢えて基本無料すら含めずフリーのみを探したが、単純にゲームを楽しみたいなら有料作品にも目を向けるべきだ。3Dのロボアクションともなればなおさらで、逆に言えば無料でロボゲを公開するのは一種の狂気だと思えてくる。

また、ロボゲかどうかは私の主観で決めていて、今回は兵器としてのロボットが題材でもSLG等は含めなかったが、サイドビューアクションは操縦している感があるという理由で載せている。たまたま以下の記事を見つけて思った事だが、ロボゲーが流行らないというよりは、難しくて流行らないゲームこそが真のロボゲーという風潮があるのかもしれない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?