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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」感想

※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。

今週は考察というより見たまんまの感想。

シャディクのエアリアル攻略法

8話でシャディクが「応じないなら奪い取るまで」と語ったように、今回の決闘は明らかに狙い通りで、勝算もあるということ。

エアリアルは1話でディランザを瞬殺し、原型機と目されるルブリスはPROLOGUEで軍用MSを3機まとめて撃破している。ダリルバルデやファラクトといった強敵にも勝利し、現状では作中最強と言えるだろう。

そんな相手にどうやって勝つのか?と期待していたが、「6v6の集団戦にしてほぼ6v1にする」というもの。確かにエグいし3話でのヴィムの姑息さと差別化はできているが、もうちょっとカッコよくならなかったのだろうか。

ただ、前衛を務めるエアリアルの動きを止めている間にすり抜けて後衛を先に叩くという流れ自体はいい。ガンビットに攻撃と防御両方依存しているという弱点を突き集中砲火で固めるという戦術も良かったので、これで地球寮側の質もまともにしてもらえたらと思わずにはいられない。

PROLOGUEでも使われた、GUNDフォーマットを停止させるアンチドートが出てきたのは予想通り。この手の展開、最初から使えと言いたくはなるけど有効範囲とか色々あるんだろう。

青い光とプロスペラの涙

アンチドートに捕まり、シャディクからも独白で憐れまれ絶体絶命といった場面で新たなる力が。スレッタの台詞からは何か「許された」あるいは「無理をしてもらった」ようなものを感じる。

アンチドートを無効化したことにグラスレー寮チームのメンバーが「オーバーライド!?」と驚いていたが、これはオーバーライドという現象自体は既知だということだろうか。シャディクならともかく、GUNDフォーマットが禁忌ならばその対抗策も表に出てこないはずで、なぜそこまで知っているのだろう?

そしてプロスペラが仮面の下で涙を流す。あれだけ飄々としていたプロスペラが感情を露わにするのは、我が子との再会を喜んでか、あるいは戦うことを選んだ決意を汲み取ってか。

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