記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 第8話「彼らの採択」感想

※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。

今週はスローダウンした印象。これまで推測されていたことを補強する内容が多い。

クソスぺわがまま女

会社の設立メンバーとして早くも地球寮の面々を引き込む。周囲を巻き込めるのは長所でもあるが、忌み嫌っている父親の独断専行を受け継いでしまっているともいえる。

ただ「方針に反対する者には出て行ってもらう」と言い放ったところで「その場合出ていくのはミオリネ」と言い返されて思い直しているので、周囲のおかげで成長できているというべきか。

プロスペラ「かわいい娘たちのためですもの」

PROLOGUEを見てなくても、というか単品でも露骨に胡散臭い台詞。隣で聞いていたミオリネも顔を顰めている。

7話でスレッタがつるし上げにあったとき、ひたすらに母を呼び続ける姿は17歳としては幼すぎて違和感すら感じる。さらにその後のプロスペラの「とうとうバレちゃった♪」という態度は、2話で勾留・尋問されたことを考えればスレッタが抗議したり、不信感を抱くほうが自然だ。

つまりは、プロスペラの性格というよりはスレッタの人格形成が異常に思える。PROLOGUEでの関係性から考えて、プロスペラ=エルノラかつスレッタ=エリクトだとはとても思えない。というより、エルノラが復讐心で歪んだだけで娘でないにせよ自分を母と慕う少女をこのように扱うのか?プロスペラはエルノラに成り代わってる偽物とかもありえるのでは?(この場合、スレッタは「テンペスト」におけるミランダではなくキャリバンになるか)

そしてまたしても「娘『たち』」とエアリアルを娘扱い。真実が明かされるのは何話後になるのか。

黒いシャディク

「お前になら任せられると思ったからだよ」とグエルに向かって聞こえないように呟く。間違いなく今後の伏線だが、何をだろうか?「彼らの思想は狭すぎる」という言葉は、養父サリウス含めたガンダム反対派のことで、そういった閉塞的な世界を変えるために何か役目を果たしてもらいたいとかか。

サリウスの右腕として働けるほど有能で、女性にもモテて、ガンダムを見ても余裕の笑み。怪しい感じがしていたが、前半で手段を選ばない男であるとミオリネから警戒され、後半から一気に暗躍する。ラスボス候補かもしれない。

GUNDの秘密

「GUNDフォーマットは基礎からして未知」とは、一体どういうことだろうか?そこまで解析できていないものなら逆に莫大な費用をかけたところで建造なんて不可能に思えるが。

スレッタがカルドの映像を見て誰なのかと訊いたのは、彼女がPROLOGUEでのエリクトそのままではないというあからさまな示唆だ。これがミスリードにしても、「単に幼かったので覚えていないだけ」ということはないだろう。

彼らの採択

「ガンダムを量産し兵器として売る」ことに躊躇する地球寮メンバー。そして「スペーシアンにも売らねば事業として成り立たないが、それはアーシアンへの弾圧に加担すること」という事実。ここにきてガンダムとしての要素を入れてきた。

最終的に死の商人になるのではなく医療技術としての活用を目指す事になったが、よく分からない。確かエルノラの右腕はGUNDだったはず。義肢や人工臓器としての活用は既に進んでいて、そこにはデータストームの問題など最初からないのでは?

株式会社ガンダムのPVでは、スレッタがエアリアルと対称な動きをしている。これはスレッタがエアリアルと人機一体である、あるいはエアリアルが自立した存在であることを暗喩しているのだろう。

そして株式会社ガンダム社歌。毎話のようにインパクトのある内容を入れてくるのは凄いと思う。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?