機動戦士ガンダム 水星の魔女 第13話「大地からの使者」感想
※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。
展開が早い!12話の怒涛の展開を見た後でも退屈しない。
PROLOGUEは21年前で確定
これは先週の総集編の話。相関図ではエリクトとスレッタの関係性はボカされていたものの、ストレートに成長した姿という線は消滅。
新OP
曲調も画も物憂げなトーンになり、話の展開に合っている。春じゃなくて秋放映ならピッタリだったのに、というのは贅沢だろう。
異様に溶け込む強化人士5号
しょっぱなから決闘の進行役を務めるだけでなく、アーシアン寮の会話にいつのまにか混じる。スレッタをまたデートに誘うも、わざわざ拒絶されるわけでもなくソフィーを優先してスルーされてるところから、「ちょっとヘンで迷惑な人」ぐらいの扱いになっている感じがする。
初登場のインパクトが強すぎたが、平和な学園に嫌悪感を示すノレアを「気が合う」と評するなど、歪みと知性を合わせもったキャラのようだ。ただのウザナンパ野郎じゃなくてよかった。
緘口令と爪痕
12話での事件は事故として処理され、表向き平和なまま学園生活に戻る一行。緘口令に憤るチュチュ。トラウマを抱えるリリッケとオジェロを、スレッタが励ます。株式会社ガンダムも操業停止。
ニカがテロリストに通信を送ったのを目撃してしまったマルタン。動揺のあまり周りに怪しまれ、ついには話してしまうのでは?などと思っていたが、皆には秘密にしつつ裏で問い詰めるという冷静なムーブに見直した。
スペーシアンvsアーシアンの火種
平常運転の学園の裏で、ベネリットグループでは事件の処理(責任の追及と報復)について合議がされる。テロリストのMSがジェターク製だったことから責任を問われる展開は予想通り。地球から犯人を炙り出すとのことだが、虐殺か泥沼のゲリラ戦になる流れしか見えない。
シャディクは、サリウスからアーシアン側ガンダムについて問われるもシラを切る。「父さんを計画に引きずり込む」とのことだが、8話の独白から対等な共犯者になるのではなく、一方的に利用するつもりだろう。
地球からの転入生、或いは潜入者
これも大勢の予想どおり、ソフィーとノレアがパイロット科の1年として転入してくる。ソフィーが持ってきた「家族」のぬいぐるみの一つが、景品でもらった(?)ハロにベッドから追い出されて床に落ちていたのが印象的。
やはりニカには拒絶され、最終的には出ていかなければ関係を暴露すると脅迫される。それに対してノレアは勝手に乗ったファラクトで踏み潰そうとする暴挙に。スレッタが間一髪救出するも、まとめて始末されそうになったところに決闘を申し込んで(おそらく)次回バトルの流れ。展開が早い。
トマト反省会
衝撃の12話ラストではスレッタが猟奇的に描写されていたが、今回「他にやり方があったのでは」と振り返っており、常識的な感覚をちゃんと持った人間として描かれている。「戦いが人を狂わせる」というスタンスなのだとすると、わりかし今までのガンダムに近いか。
一方ミオリネは7話とは大違いのキツイ口調でプロスペラに食って掛かり、それを受け流すプロスペラは引き続き胡散臭い。そしてミオリネにクワイエット・ゼロを引き継ぐように要求。展開が早いその2。
2期PVはほぼ今週の先行ダイジェストだった(「むざむざ死ぬのはごめんだよ」だけ言ってなかった気が)ので、先がまた読めなくなった。
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