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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第4話「みえない地雷」感想

※あまり下調べも確認もしないので間違いがあるかも。

今週はほぼ1話丸々でスレッタの学園生活が進展。自分にとっては正直ちょっとキツめの内容だったけど茶化さずに書く。

追い込まれるヴィム(グエル父)

聞き間違いでなければ、グエルが決闘で2連敗したせいで、融資の引き上げ?をちらつかせられていた。息子がホルダーの座を追われたことと会社の業績に何の関係が?と一瞬よく分からなかった。

これ、グエルがホルダーになってミオリネと結婚→ベネリットグループ乗っ取りの計画はまだ続いていて、通話していた相手は共謀者だということ?もしそうだとするとグエルがミオリネに結婚を迫っていたのも父親に命じられたから、と考えられてこれも親の言いつけ通りということに。

そして、忌々しげに「魔女が…」とつぶやく。エアリアルがガンダムであるという情報を既に何か掴んでいるのか、それとも第2話での嫌疑だけで言っているのか。

ラウダ(グエル弟)の立ち位置

グエルに対して、エースパイロットの剥奪だけで済ませられず、ダリルバルデも没収になったことを謝る。父をある程度説得できる立場にある、ということだろう。前回、グエルから「お前は父さんの側のくせに」と言われたことから繋がる描写。

メンバーを集めるのも課題のうち

メンバーを自分で集めないと不合格(おそらく進級もできない)って高2と考えると厳しい。表向き人脈作りも重要視なのだろうけど、実情は大人の勢力図が反映されている。スレッタが経営戦略科で人脈もなさそうとはいえ花嫁であるミオリネに先に相談せず、人のよさそうなモブを当たるあたりになんかリアリティを感じるなぁ。

最初ニカに連れられてアーシアンと組む寸前まで行くが、チュチュの乱入でお釈迦に。チュチュの故郷の親族(?)の「スペーシアンにいじめられていないか?」という言葉、ある意味では自分の対立構造を子世代に伝番させているわけで、こちらでも子が親に縛られているといえるのかも。

最終的に和解できたのを「共通の敵ができたから」「弱者同士だから」としてはならないし、その辺を考えさせる描写は今後間違いなく出てくると思う。

嫌がらせで試験妨害

MSのカメラに塗料が塗られるって、その後MSを点検する段階で発覚して問題になると思うんだよなぁ。時間が経つと綺麗さっぱり消えてなくなるやつなんだろうか?

教官に訴えるっていう発想が出てこないのは、自作自演だとか言われて立場が悪化するのが怖いとか考えるとむしろ普通かもしれん。

殴り合いの喧嘩を演じた以上双方事情は聞かれるだろうし、件のモブには少なくとも「試験中に他生徒の失敗を嘲笑した」件で何らかのお咎めがあったと思いたい。

スレッタの夢

水星に学校を作りたいというのは現実的かつ健気な夢。それに対するミオリネの言葉は、彼女が父親の束縛を抜け出したいという自分のための願望で動いているという対比なんだろうか。

スレッタって「いい子」なんだけど、母親が胡散臭いせいで(PROLOGUEやゆりかごの星を見るとなおさら)実のところは最もいびつな親子関係なのではとも思える。逆にミオリネとかグエルは反抗しているだけある意味健全なのかもしれない。

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