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家のPCが壊れたのでPCを持たない生活をしてみる

私は子どもの頃から暇さえあればPCを触るかゲームをプレイしていて、ここ数年も仕事と移動中、あと最低限の家事(と家族サービス?)以外の時間をほとんどそれらに費やしていた。

しかし半月ほど前のこと、モニターがお亡くなりになって家のPCが使えなくなった。すぐに買い換えてもよかったのだが、目や肩の痛みに加え最近思うところがあったので、PCを持たない生活をしてみることにした。


ゲームをソシャゲにする(FGO)

私はアクションや戦略などのゲームを好んでいて、つい熱中して時間が過ぎてしまうことが多かった。PCがないからと同じようなゲームをスマホやSwitchで延々遊ぶのでは何の意味もない。

そこで前からストーリーに興味のあった「Fate/Grand Order」に手を出すことに。8周年福袋が2000円で最高レア確定と聞いたのでソシャゲでは久々の課金もした。

ソシャゲというとバカにしがちだが、倍率を乗せてダメージを稼ぐ戦略性と爽快感は十分楽しいし、勝てなかった相手を編成を見直して突破するのはそれなりの達成感がある。一昔前の和製RPGと大差ないところまで来ているのではないか。

つい想定以上に体力や時間を浪費することがなくなり、生活にかかる負担が減っているように思う。また「もうすぐスタミナ全回復するから家事止めてプレイ」のように、メリハリをつける役にも立っているかもしれない(侵食されている気もするが)。

無線イヤホンを買う

最近は年のせいか「目と肩の痛みが寝ても回復しない」という問題が発生していて、酷使をやめるのが確実な治療法なのは明らかだ。そうなると今まで楽しいこと=画面で何か見るだったので、代わりを何か用意する必要がある。

目の代わりに耳を使おう、という事でBluetoothの無線イヤホン(AirPodsもどき)を買うことにした。音の違いとかよくわからんのでELECOMの安いやつ。

元々ガジェットの類いには興味がなく、「ながら聴き」にも良いイメージを持っていなかったので完全にスルーしていたデバイスだが、重量・接続距離・稼働時間・つけ心地に不満はなく便利に感じた。ノイズキャンセリングと、その逆?のパススルーモードも優秀で、状況に会わせて使い分けられる。

今のところ、YouTubeで雑談配信を開きっぱにしてラジオ感覚で聴いたり、アマプラ会員特典でAmazon Musicを利用するぐらいだが、目に負担をかけることなくコンテンツを摂取できるのは大きく、時間を有効に使えているように思う。

家事をする

それで空いた時間を使って何をするのか。外に繰り出してアウトドアな趣味を探す気はあまりなく、そもそも今月は(いつもだが)金がない。そして家の汚さと食費の妙な高さが気になる。

なので、今夏の連休中はひたすら家の掃除をしつつ、外食に頼らない食生活を目指した。

  • 茶色くなった風呂場の床

  • 拭き終わった窓に出現した白い点々

  • 一玉買ってしまったキャベツ

  • 食べ終わった後のラーメンのスープ

こいつらと戦ってたら一週間が過ぎた、というわけではなくまともに掃除と洗い物したら時間がかかるのは当然という話だと思う(あるいは私の手際の問題か)。

PCを持つ意義とは

どうやって時間を潰そうか、などと考えながら始めたPC無し生活だが、面倒くさがってやってなかったものに手を出し始めると次から次へと作業が発生し、もう連休が終わろうとしている。仕事が始まれば使える時間がもっと減るので、暇をもて余すことはないだろう。

それと、何でもスマホで済むこの時代、家にPCがなくて何が困るのだろうか?コンテンツの消費はもちろん、発信もライトにならスマホからできる。この記事もスマホで書いていて、質はともかく字数も別段減っていないと思う。

私の場合、PCが無くなって何が出来ないかといえばゲームを作ることだ。そして、作らなくても誰も困らない。仕事が忙しくなったときのためいつでも止められるようにしていて、実際最近は残業が増えて平日の作業が不可能な状態だった。

「オタクをやめた虚無」という言葉もあるが、結婚してしまい真面目に生きなきゃいけなくなった自分がネットで自己実現とか無理にやるもんじゃない、固まらない片栗粉をかき混ぜながらそんなことを考えた。

結論のようなものを出すにはまだ早いし、noteはこの通り書けるので続けるつもりだが(インプットがなくなって内容が大幅に薄くなる可能性は高い)、PCが復旧してもゲームは禁止で作業も家事が終わってからとかそういう風になるんじゃないんだろうか。

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