百均のはぎれで傘グリップカバー作ってみた!
結論
ニット生地じゃないため伸びないので、長さは参考サイトより10cmくらい長く取った方がいい(ものによる)。
ほつれやすい生地なら横幅(ぬいしろ)を1cm(折り返して合計2cm)とるといいかもしれない。
探したけどなかった
傘のグリップ(革製)がぽろぽろ剥がれてくるようになったので、カバーを探しました。
触るたびに手に付くんです。ちょっとイヤ。九年目だもんね。経年劣化というやつです。
調べたところ百均にあるらしい。
でかいところと近いところ、二店舗回りましたがありませんでした。だから作りました。
作る
先に言っておきますが私は手芸初心者です。別にお裁縫が得意だとか家庭科の成績がよかったというわけでもなく、むしろ5年ぶりくらい。
初心者でも作れるって言いたかっただけです。
はぎれはキャンドゥで100円の白いやつです。40cm×80cm。元々のグリップが白だったので白くしたかったんです。
それだけに色だけで決めてしまって、なぜかほつれやすいものを買っていました……でも買っちゃったので使うことにしました。
道具は小学校のときに一斉購入したやつです。そこから何も買い足していません。
むしろ箱がぼろぼろになっていて、箱だけ買い替えるところから始めました。そのくらい、ずっとしまってありました。
ミシンは持ってないです。全部手縫いです。
基本は以下のサイトを参考に作りました。
ニット生地で作っているやり方です。細い袋状のものを作り、それにグリップを通すだけのシンプルな作り。
これでもう間違えない♪傘の持ち手カバー作り方 ご紹介|maffon
ニット生地を買おうと思ったのですが、「適当なはぎれで試しに作ってみたら?」と友人(めちゃくちゃ手芸強い)に言われたのでお試しで作ることにしました。これがうまくいきました。
制作過程の写真があまりありません。もともと記事にする予定がなかったというのと、もうひとつ。
道具は小学校のものです。持ち物には、名前シールを貼りますね? 写真を撮れなかったのはそういうことです。
一回目
失敗です。
なぜか縫ったところから崩れていきました。しまいには、布をひっくり返すところで糸が布から外れ、壊れました。否、壊しました。
さらに布が足りずグリップが見えてしまう始末。
なんか糸いっぱい出てくるしよ〜もうわかんねぇよ〜俺が悪いのかよ〜うあ〜(嘆き)
手芸にとても強い友人に聞いたところ、「もっと細かく縫ってみて! あとほつれやすい生地かも!」とのことでした。
失敗作は縫い目3〜5mmで縫っていました。なので1〜2mm間隔で縫うことに。
さらに長さが足りなかったので(失敗作でも+5cmでした)合計11cmプラスすることにしました。
そして、最初の結論にも書いたように横幅を1cm(折り返すので計2cm)多くとり、布のぐずぐずのところに針を刺してぶっ壊すことにならないようにしました。
手芸強者なら多分端処理とかやるのでしょうけど……知らねぇんだ……最適なやり方をよ……オラ初心者だから……。
とか思っていたのですが、友人によれば「表に出てこないのなら処理はいらない」とのことでした。これでいいんだ……。拙者初心者故、なにもわからぬ。
二回目
そして完成。
なんか長さ余って根本がくしゃくしゃしてるの気になるけど……めんどくせぇ!
短いよりいい! これで完成でいいや!
母上に見せたら「いい〜! すごくいい!」との言葉をいただきました。
頼まれたら作ろうかな、なんて思ってます。
作ったものが役に立つというか、報われるというのはとても達成感がありました。ハッピーです。きっと傘くんもハッピーなんじゃないでしょうか。
感想
最初、この傘は捨てようと思ってました。
グリップカバーって百均を除けば通販のは1000円超えるんです。しかもデザインが合いそうなのがない。
それなら傘自体を新しく買った方が早い。
しかし、九年間の雨の日を共にした相棒です。しかも風に非常に強い。台風の日でもこいつは平然としています。どんだけ強いんだ。
どうにかできないかと考えていました。
最初はテープを巻き付けようと思っていたのですが、なんかダサそう。それに触った感じがイヤかもしれない。
そしてこう思いました。
じゃあ、作るか、と。
これが大正解でした。
だって素材から選べるんですもん。色も手触りも、全て。
しかもかなりお安い。買ったのははぎれだけです。通販で買うのと比べて10分の1で済む。
しかもまだはぎれは残っています。他にも作れる。
次はシュシュを作ってみようかな〜なんてぼんやり考えています。
なにかを作ることは昔からずっと好きです。
絵も小説も。音楽も、料理も。
そこに手芸が加わる気がしています。……どうかな。一回だけかな。
またのんびり趣味のこと、できたらいいなと思っています。
傘くん、これからも引き続きよろしくお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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