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after コロナから考えるキャリア

コロナ禍の時の仕事

「旅行」が好きで旅行業界を目指していた大学時代。
就職氷河期を生き抜いて、何とか潜り込んだ宿泊業界に10年単位で働いていた私を襲った転機。
「全然仕事ないし、電話もならない」
それもそのはず、緊急事態宣言中では「STAY HOME」なる考え方が主流で、
人に会うことや出歩くことは悪とされていた。また変な新型の疫病で治し方も不明。人がバタバタ倒れる様子や倒れた人が布にくるまれて火葬されているフェイクニュースや世の中が新型コロナウイルスを怖がっていたと思う。
感染した人の飛沫で感染するらしいので必ず出歩くときはマスクをしていないとすごい目で見られた。異常な時期だったとおもう。
そんな時代だったから、みんな出歩くのが怖い。
当時頑張って埋めたゴールデンウィークの予約も全部キャンセル。
しかもキャンセル料はもらえない。
当時宿泊予約の管理代行業務をしていたのだが、
よくお客さんのホテル・旅館から相談されていた。
「予約が埋まらない、いっそ閉じたほうがいいかな」
「予約が入らないんだよね、大丈夫かな」
時流のせいにするしかなかったし、自分自身もこのままこの業界にいるべきなのか少し戸惑っていた。

旅行業界に進んだ理由

それでも、大学時代から好きだった旅行。
旅行は私の生きがいだったし、旅行があるから辛いことも乗り越えてこれた。自分にとっての光だし、生きる指針だった。辛かったことも非日常を体験することで悩みのちっぽけさに気づいたり、旅行という非日常で体験することが自分自身を輝かせてくれていた。自分は旅行に救われた。小さなコミュニティで起きることに一喜一憂するなんて馬鹿らしいこと。外にはもっと知らない世界があって、知らない世界を知ることで一歩一歩前に進めていける気がした。学生時代は教室の中がすべてだったりするけど、もっと広い世界があること、教えてくれたのは旅だった。
私はこの人に希望を与えられる仕事が素晴らしいと感じて、
快適な旅に対する何等かのサービスに従事したかった。
幸運なことに、宿泊予約サービスの会社に縁があり働いていた。

コロナが私に与えた課題

コロナが私に与えた課題って何なんだろうか?
旅行は好き、業界は好き。だけど今やっている自分の持っているカードだけでは人生100年時代は生き抜いていけない。変化の芽を見つけて未来を考えて生きることが今後のキャリアのテーマになりそうだなと思った。
ひとり暮らしもやめて、実家に戻ってきて思う。
自立しなきゃって肩肘張って生きていたけどもっと共生しながら、
ゆったりと生きていけるようになりたいものだ。それにはスキルの獲得が大事。いろんな経験をして自分らしく新しい働き方や生き方が見つけられたらいいな。


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