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40代で大事にしたいこと

現在40代どまんかの私は、人生100年時代と言われる今の平均寿命を考えた時の人生の折り返し地点であり、仕事でも、後ろに20年やってきたキャリアの軌跡があり、前を見るとあと20年ほど残っているという、ちょうど中間地点です。

「まだ半分ある」ともとらえられるし、「すでに半分終わって、死まで残り半分」とも同義で、限りある大切な時間を何に費やすのか、年代や家族の状況によっても自分が後悔しない納得できるバランスを見直しながらコーディネートしていくことが重要です。

人は死ぬときに「もっと仕事をしておけばよかった」と後悔する人はおらず、「もっと大事な人との時間を過ごしておけばよかった」「仕事ばかりせずに、やりたいことをやっておけばよかった」と後悔する人の方が圧倒的に多いことは、私が20代前半のときにもどこかで聞いたことのあります。

改めて40代になった今、少年時代や思春期の子供と一緒に過ごせるのも、あと10年、元気な親と一緒に過ごせるのも、あと10年、自分自身もそこそこ体力を必要とする新しいことを始めたり、50代60代のライフワークの種をまいておけるのもあと10年かもしれません。

40代の残りの約5年は、子供、親、夫、友人、といった大事な人と会う、つながりを持つ時間を自分の一番の優先事項としながら、仕事は、ライスワークからライクワークへ、ライクワークからライフワークへと、会社や組織の中での役割や立ち位置をシフトさせ、会社を卒業したあとに個人としてやれることも模索しながら少しずつ増やしていくことを考えていこうと思います。

今年と去年の振り返り

2年前の2020年までは、家族や自分の時間ももちろん大事にはしていましたが、今よりも仕事優先、仕事中心の生活で、じっくり個人としての自分のことを考える余裕はあまりなかったように思います。

ただ、仕事は充実していたし、自己成長も感じられたので、それが不満かというと、そういうわけでもありませんでした。

去年の2021年は、「会社を離れた個としての自分の価値は何か」を考え始めた年です。そのための行動として、プロボノのプロジェクトに個人で参加し、6か月間のNPO法人の支援ボランティアをし、「自分は個人でも社会に貢献できることがある」という自信につながりました。

そして、今年2022年は、「自分の強みを活かして何ができるか」を考えた年です。また、少々仕事中心になりすぎていた生活を、夜は家族との時間にあて、休日も基本的には仕事のことを考えずに過ごせるようなワークライフバランスを取り戻そうと考え、転職を考えました。

その結果、別の外資系コンサルへの転職することになったのは、大きなキャリアの転機になったのと、フルタイム会社員を続けながら、自分の学びや社会貢献、趣味で新しいことをいくつか始めました。
・ 情報発信のコミュニティにも参加して学びの時間も定期的に取る
・ noteで自分の記事を作り、実際に情報発信を始めた
・ yellの社外1on1サービスの「聴く」サポーターになった
・ ホットヨガを始めた

書いてみると、2022年は、私の人生でもベスト3に入るくらいの変化に飛んだ年だったかもしれません。色々やった自分をほめてあげたいです笑。前職の退職前の有給消化でまとまった自由時間が取れたことも理由の1つでしたが、まずは飛び込んでみる、やり始める、ということが大切です。

2023年に向けて

人生の春夏秋冬でいうと、私は今、夏から秋に差しかっています。

高1の長女の思春期の揺れ動きや将来への思いに寄り添いつつ、小4の長男はかわいらしい少年の形でいる時間はあと数年。(勉強のことでは毎日のように怒っていますが、今も、毎晩寝るときと、目覚めたときに横にいて、1日の終わりと始まりに私を愛情と幸せで満ちた気分にしてくれるのはいつまでか。。。)

両親は、幸い大きな病気はせずに元気にそれぞれ好きなことをしており、4年前に私の自宅の近くに引っ越してきたので、会って話を聞くことが頻繁にできているのは幸運で有難いことです。

毎年夏休みに家族で旅行に行ったときの写真は、1旅行1アルバムにまとめ(毎年100枚くらいの写真をネットで現像に出す)、このときここに行ったねー、こんなことがあったねー、と家族4人でページをめくり、まだ少しあどけない二人の写真を眺めながら笑ったりするのが幸せな時間です。

結局人生は思い出でできている

本田 健

2023年も、以下の4つはできたと1年後に言えるように、「今」を大切に生きていこうと思います。
・ 家族との日常の時間と、節目や特別な時間を大事にする
・ noteを継続する
・ 学びたかったことや興味のあることへのお金と時間の自己投資
・ 仕事でもプロジェクト経験と実践を積みながら無理せず成長


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