フラメンコに楽譜がないのは、 楽譜にする必要がないくらい「簡単」だからです(炎上覚悟)
(9月にスタジオアウロラのフラメンコショーがあります、きてね)
フラメンコは楽譜がない音楽でアドリブ性が高い芸術。
そんなふうに表現すると
なんとなく
難しそうな気もしてくる。
音楽の時間では
楽譜をみて歌を歌ったり
リコーダーを吹いたりしたものである。
そもそもダンスというイメージも強いので
音楽という感覚もない人がほとんどです。
情熱的な赤の衣装で踊っているフラメンコダンサーぐらいに
発想が飛ばないのが一般的です。
(そもそもそこまで人気がないかも・・・涙)
なので
タイトル自体が??の場合の方はスルーかと思われるこの話題なんですが
私が言いたいのは
フラメンコってわかってしまうと本当に簡単でシンプル、単純。
以前
テトリスに似ている説で書いたように
繰り返し繰り返しで終わりたいときに終われる
ある意味テキトーが許されるのが
フラメンコ。
楽譜にしようと思えば
もちろんできるけれども
「繰り返し」ばっかりだからまあいっか、
それでも形にできるしね~~
という事情があるように私は思っているのです。
その繰り返しの基本の形が「コンパス」というもので
それをわかっていれば大丈夫、となるのです。
コンパスを説明したり
コンパスを熱く語る人が
正確に伝えようとするあまり
ややこしい話になったりして
説明を聞く初心者さんは
「難しそうで面倒くさいし、わかっている人すごい」
みたいになるかもしれないけれど
たいしたことないから気にしないでほしいな、と思う。
ここから先は
593字
岐阜・愛知フラメンコ教室主宰山本ゆかりです。フラメンコのあれこれ書いてます。フラメンコを知らない人にわかりやすく書いております。www.auroraflamenco.com