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帰ってきたヒトラーを見て学んだ、民主主義が独裁政治になる瞬間

ストーリー

 ヒトラーが現代社会に帰ってきた…!最初はヒトラーの格好をした、とんだクレイジー野郎だと馬鹿にされていた彼だが、現代の潮流を読み、発達したメディアを駆使しながら、大衆の心を掴んでいく。そして彼は、この現代社会で、政界への復帰を目指すのだった…!政治とは何か?民主主義って本当に素晴らしい仕組みなのか?現代政治に一石を投じる、超絶ブラックコメディ!!

ヒトラー、21世紀に爆誕

明日の話のネタになる!?学んだ3つの事

・民主主義は最高の仕組みではない。

「ヒトラーのような凶悪な政治家は最悪だ!」

善良な心を持っていれば、誰もがそう思うでしょう。でも、実は政治家ヒトラーは、日本でもお馴染みの民主主義、つまり国民の選挙によって、合法的に誕生したのです。

最近で言うと、あのトランプ政権だって、民主主義のもと誕生しました。ヒトラーもトランプも、当選後は世界を混乱に陥れました。

ここから言えることは、「民主主義は最高の仕組みではない」ということでしょう。中国のような独裁政権を見て、「ひどい政治体制だ!」と大半の日本人は考えるかもしれませんが、実は民主主義だって、ひどい政治体制と言えるのかもしれません。

ヒトラーは民主主義によって誕生した

・民主主義が機能する条件

 「衆愚政治」という言葉があります。民主主義のもとでは、国民が愚かだと、政治が機能しないという意味です。日本は民主主義国家ですが、投票率が低く、機能しているとは言い難い状況です。「誰かが何とかしてくれる。自分で決めるのはめんどくさいし、そもそも政治なんて意味ないでしょ」という心構えが、そのような結果を招いているのではないでしょうか。国民の監視が甘いと、政治家は楽です。簡単に大衆の心をコントロールできます。そして、トランプやヒトラーのような政権が誕生してしまうのです。一人ひとりが思考し、意見を持って行動しなければ、民主主義は絶対に機能しない、ということを学びました。そもそも、意見を持たない人は、「大人」と呼べないと思います。

若者が政治参加しないと、政治家は僕たちに目を向けてくれない

・メディアは政治家にとって最強の道具だ

 過去から現代にタイムスリップしてきたヒトラーは、パソコンの使い方を学び、現代のメディアを使いこなし、人々の心を掴んでいきます。

 Twitterはたくさんの情報があり、おもしろいですよね。でも、ここでも
「思考」がないと、簡単に情報に騙されてしまい、おかしな選択をしてしまいます。コロナ禍でトイレットペーパーが不足するというデマが流れたとき、スーパーから紙がすぐなくなってしまったように。

 政治家や、その関係者は、大衆が反応してくれるような情報をメディアで流し、ポピュリズム(大衆主義)を加速させます。一人一人が思考しなければ、メディアは政治家の踊り場で、最強の道具となってしまいます。Twitterで奇想天外な情報が流れてきたら、簡単にリツイートで反応するのではなく、「ちょっと待てよ」と思考を挟みたいですね。

ヒトラーにインターネットを与えたら、最強になった



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