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エストニアで運転免許を取った話し〜その3〜

あ、この話を完結させるのをすっかり忘れてました。。

前回のエピソードはこちらからどうぞ↓


君は自分のことを良いドライバーだと思うか?

まさかの試験終了直後の試験官からの質問。。。


いや、それ決めるのがアンタの仕事やろ!


そう言いたいのをぐっとこらえて模範回答を急いで探した。。

きっと試験官はボクの容量小さめなアタマがフルスピードで回転している音が聞こえていたと思う。w

そしてなんとか考えがまとまったので静かにこう始めた。


自分のことを完璧なドライバーだとは思いません。でも、道路交通法に従って、正しく安全な運転をするだけの知識、技術は習得しました。免許を取得してからも安全運転、環境にやさしい運転を心がけて行きたいと思います。

と、超いい子ちゃんな返答をしました。

少しの間が空き、何を考えているのかわからないポーカフェイスな試験官。。。

そしてようやくその重い口が開く。。。


君は。。。。



合格だ。


😄😄😄😄


イェーーーーイイイ!!!!!🥳


なんとか一発合格できたーー!


てかあの質問に対する返事で合否が変わることはあるんだろうか。。。

仮に、「はい。ボクはスゴく優秀なドライバーです。事故も絶対起こしません!」

みたいなこと言ったらどうだったんだろう?

また謙虚に、「いや、ボクはまだまだですが、これから精進していきたいと思います!」

とかはどうなんだろ?

後者はなんとなく、

「あっそ。じゃあまだまだじゃなくなったら免許あげるね」

って言われそうな気がする。


実はエストニアでは運転免許の一発合格の率が中々低いのです。つい先日のニュースで、一発合格する人は43%しかいない。と言ってました。

テストの基準が厳しすぎるのか、インストラクターの質が低いのかは一概に言い切ることはできませんが、後者が加担していることは間違えないです。😣

周りのエストニア人の知り合いからもたくさんのインストラクターの雑っぽさや口の粗さに関するストーリを聞きます。

ボクも日本での運転経験がなかったらけっこう怪しかったと思います。w


でも、これで晴れてエストニアで気兼ねなく運転できるようになりました。免許証もヨーロッパ内ならそのまま通用するので旅行のときなんかも便利。

そしてエストニアでは電子国家らしく、免許の情報もIDカードに入っているので、免許証は家に置いておいてもOKなんです。

なにかがあったときは、大抵、

「はい、ID見せてね」

って言われるので。

なんで免許証は通常、携帯することなく我が家で眠っています。

やっぱり便利。このシステム。

エストニアでの運転は実はスゴく簡単だったりします。そこそこ大変なのはタリンの都心部くらい(特に路面電車の横を走るのが嫌い)で、一度、首都の中心部から離れれば見出し画像のような、まぁーーーーっすぐで、緩やかなカーブな道ばかりなので、運転は超簡単。

むしろ単調過ぎて眠気をどうするかのほうが大事だったりします。😂

山も無ければ丘も少ないエストニア。

車好きで山を攻めたりする人には退屈なところだと思います。w


今ではもう免許を取得してから5年以上がたったので、いろいろ落ち着いたらヨメの運転のお手伝いをすることになるかと思います。

ヨメは運転があまり得意ではなく、教習所の口悪インストラクターにたくさんダメ出しされてやる気がなくなった一人なので、リハビリ的な感じで始めようと思います。

何度かちょっと運転してもらったことあるけど、インストラクターの気持ちが少しだけわかったのはココだけの話しということで。。😆


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