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畑という名のソーラーパワー

最近エストニアではソーラーパネルブームと言ってもいいくらい田舎の方にいくと、だだっ拾いところにソーラーパネルがずらーっとならんでいる光景を目にします。

また家の屋根の上にパネルを設置する人も増えてきていて、中には屋根とパネルが一体型になったものもあるらしく、たまにそのタイプの屋根もみかけます。

クリーンエナジーに関心があつまる近年は多くのひとがソーラーや地熱など自然の力を利用した発電方に興味があるのでしょう。

また魅力的なのは、きちんと電力会社によってパネル設置をやってもらった場合は未使用分の発電電力を買い取ってもらうこと(電力の売却)ができるということです。

もちろんソーラーパネルの設置はそれなりのお金がかかるので、「元をとる」という視点から見ると長い道のりになります。

でもある時ふと思ったのです。

「あれ?畑だって太陽光を利用した立派な活用方やない?」

発電のように電気を生み出すことはできませんが、

食料になる野菜や果物を生み出すことができます。

一番の利点は畑はソーラーパネルと比べ、費用は比べ物にならないくらい安いということ。

生活に必要な電気を生み出すこともいいけど、
生活に必要不可欠な食べ物を生み出せるのはもっといい。

ものすごく当たり前すぎてなんか見落としている人が多い気がする。

そりゃ野菜や果物ではお湯を沸かしたりすることや、電気自動車を充電するることもできないけど、もしソーラーパネルを設置するなら、それだけにとどまらず、畑・もしくはプランター菜園くらいは始めるべきだとおもう。

畑を始めてからは、どうも陽があたる空きスペースがあると、なんか太陽光を無駄にしている気分になってしまう。 太陽光垂れ流し的な。w

太陽光だけじゃない。雨が降って、雨水をためるタンクが一杯になり、そこに更に雨が降ると、タンクから水がこぼれる。そんなこぼれる水をみて、「あーーもったいないーー」となってしまう。(ケチになっただけ?w)

自然はたくさんのものを与えてくれる。

それをどれだけ利用するかは生き物次第。

ちょっと手を加えるだけでいろんなことの恩恵を受けることができる。しかもその大半はお金がかからないも同然のものばかり。

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プランターのサラダ菜

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スプラウト用のルッコラの種をそのまま育ててみる実験。

外に植える用のやつほど大きくはなりませんが、そこそこ大きくなります。

ルッコラはクセも強いですが、若菜の時は味もやわらかく、子どももぱくぱく食べます。

サラダのアクセントとして使ったり、ビザのトッピングにしたりします。

野菜の種なんて100円くらいだし、なんなら余ってるからだれかいるひとー?っていう場合だってたくさんあります。

プランターとプランター用の土だって1000円あれば手に入ります。

うん十万もするソーラーパネルよりももっと小さなところから始めてみるといいかもしれませんね。

これだって立派なソーラーパワーなんですから。

植物を育てるのって手がかかるイメージだけど、実際なれると大したことないです。プランターのルッコラだって、芽がでてからは、ほぼ外に放置してましたからね。w

雨さえふれば、何もしなくても勝手に育ってくれます。いきものってほんとたくましいですね。


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