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おそらく役に立たないエストニア語講座その1

見出し画像は新種のEMOJIではありません。

今日はきっと読者ほとんどのみなさんにとって、
必要でないであろう、エストニア語のアルファベットを紹介したいと思います。

なんでかって?見た目が、かーわうぃーから。

エストニア語で「夜」「ÖÖ」といい、
トトロのオープニングを思い出すような見た目です。

左みっつは普通のAOUに目玉(ウムラウト)がついたもので、
エストニア語以外にも、ドイツ語・フィンランド語・アイスランド語・トルコ語・ハンガリー語などでも使用されます。

最後のÕはなんていうか知りません。

え?20秒やるから調べろって?


はい。わかりました。


・・・・・・


うぉほん!

Õは普通のOにフニャぼう(チルダ)を足したもので、エストニア語以外にはポルトガル語で登場するようです。(てことは2か国しかこの文字つかわんの?)

最初の3つと合わせ、これらの文字の発音をカタカナで示すのは無理があります。きっと文字以外に記号も使わなければいけません。w

Õのウィキのページには名称をこんな感じで表現してました。


円唇後舌半狭鼻母音


漢字多すぎ。ぱっと見なんかの必殺技かと思った。

もっとわかりやすく知りたい方はこちら↓をどうぞ。
エストニアのユーチューバーが教えてくれます。

ÄÖÜÕは4:22からですので、
そこだけを知りたい方はスキップしてください。


もっと専門的に習いたい人は↓から
なんとタルトゥ大学のビデオでした。
超解説してる。他のアルファベッドもありました。


ÄÖÜÕはエストニア語の中で当たり前のように登場してきます。

この発音を間違うと、日本人のボクたちには同じように思えても、
エストニア人にとっては全く違うものになってしまいます。

例えば、一番簡単な「ありがとう!」は、

Aitäh (アイタ)ですが、そのままカタカナ読みでアイタ(Aita)というと、Help・助けて。になります。

無理やりカタカナで書こうとすると、

アイテァっh

となります。

hはいっとるやん。って思った人、そこは見逃してください。<(_ _)>

また、

kookは子どもが大好きな「ケーキ」で、

köök「台所」となります。

ボクはこの間違いをしょっちゅうやって、
子どもから何度もブーイングを喰らったことがあります。


なのでみなさんも気を付けてください。

エストニアに来て頑張ってエストニア語を使おうとして、
道行く人に、ケーキを探してます。と伝えたはずが、
キッチンショールームに連れていかれてしまうことになりかねません。

また逆も然りで、人との会話で、
「こないだ新しいキッチンを40万で買ったんだ!」と言ったのに、
その場にいるみんなの口があいたままになる可能性もあります。


ボクたちにとっては、kookもköökもちょっとした違いしかないように思えますが、エストニアの人たちにとっては、全く違った音なのです。

ボクらには、山田と玉田くらいの違いですが、
エストニア人には、山田と奥村くらいの違いがあると思います。

どうやったらその2つを聞き間違えるの?
というのがこちらの人の純粋な気持ちなのです。


さて今回の記事はいつにもまして役立ち度が低かったと思いますが、
どこかに1人でもの人が、「へぇーーーー」って2秒でも思ってくれたのであれば、書いた甲斐がありました。w


次回に続く!






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