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朝まで寝てられるという特権

おしっこぉ・・・

眠そうな声が耳もとですると思ったらサデ(次女)がベッドのすぐ横に立っていた。

可能性は2つ。

A. おしっこに行きたい

B. おしっこしてしまった (aka おねしょ)

大抵の場合はAなのだがBな時もたまにはある。

おしっこの時、朝起きた時などはヨメ側でなくボク側にくるのが定番になっている我が家。4歳になってからはそうやって起こされる頻度も少なくなり、たいていは朝まで邪魔されることなく睡眠を確保できていた。

そして3女が生まれた。

愛しのハイクオリティな眠りともお別れだ。

現在うちでは3人川の字になって寝ている。なので、ぐずりがひどい時はヨメが対処していても起きることもあるし、その逆も然り。

ただ、ヨメとボクとでは決定的な違いがある。

それは授乳が出来るか出来ないか。生後6か月ほどは睡眠中も2~3時間起きに「腹減ったぞぉー」と泣き叫ぶ赤子に授乳しなければいけない。

ヨメが朝まで睡眠を妨げられることなく寝通すことはデフォでほぼ無理に近い。(新生児用のミルクを買ったりしない限りは)

なので、


まとまった時間寝ていられる。

朝まで通しで寝れる。


これらはボクたち父親たちが持っている特権なんだ。

有り難すぎて跪いて両手で受け取らなければいけないほどの特権。

ボクは神経が太いせいか、「ヨメに任せる」と決めた日は横でちょっとくらい赤子がぐずってても起きない。

冒頭の様に次女や長女がやってきて起こされない限りは基本しっかり朝まで寝ることができる。

一時期いろんなことが重なって2週間ほどほぼ毎日、寝ては起きて・・・を繰り返す時期があったんだけど、最後の方は気が狂うかと思った。特に、寝入り後1時間以内に起こされるとホントに疲れる。。


だから寝れるときに寝ておく。という当たり前なことを愚直なまでに徹底することはボクたち父親の義務でもあると思う。

子どもがいるとついつい自分のしたいことが後回しになり、ついついそのしたいことを自分の睡眠時間を削ってやったりしてしまいがちになる。

それをやめようと思った。

もっとちゃんと寝よう。いつ、自分の睡眠時間が予測外のことで削られることになってもダメージが少なくなるようしっかり寝よう。

赤子が泣いている横で、口をあけてアホみたいな顔して寝ているボクをみてヨメは、「よくもまぁ・・・」とイラっとなってるかもしれないが、これも仕事のひとつと捉え真剣に寝よう。


朝まで寝てられる特権、無駄にはしません。

書くことを仕事にするための励みになります。