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専門調査員試験(3) 1次試験【外国語筆記】

皆さん、こんにちは。本記事をお読み頂きありがとうございます。

本日13日(火)は在外公館専門調査員試験 2020年秋募集の書類提出の締め切りでした。
引き続き、1次試験・2次試験に間に合うよう記事をアップしていきますのでよろしくお願い致します。

今回は1次試験のうち「外国語筆記」についてです。
同じく1次で実施される「ポストの専門性に関する論文」については次の記事でご説明します。

試験前の「出願準備・書類」については前編後編の2回に分けて執筆していますので、こちらも併せてご覧ください。

なお、筆者の受験言語は英語ですので、それを踏まえた上でお読み頂ければ幸いです。

①形式とレベル

・マークシート式でリーディングのみ

私は英語で受験しているため他言語については分かりかねますが、少なくとも英語はリーディングのみのマークシート式です。

形式としては英検が近く、レベルはIELTSや英検準1級程度だと思われます。

皆さんが心配されるような外交の専門用語に関する知識ではなく、一般的な英語の能力を測っていると推測されます。

・大きな会議室に会して受験

私が受験した2020年春試験は試験言語ごとに部屋が分かれており、当日の会場に貼りだされる案内に従って指定された部屋に向かいました。

やはり英語の受験者がかなり多いため、英語のみ大会議室2部屋に分かれ、その他の言語の受験者はそれぞれ1部屋が割り当てられていたようです。

ちなみに、当日の会場案内には受験番号が記載されているため、試験言語ごとのおおよその受験者数を推測することが出来ます。

私の記憶が正しければ東京会場は英語が120~130人(もしかしたら150人近かったかもしれません)、フランス語は意外に少ない10人程度、その他の言語は数人ずつといった模様でした。
しかしながら、これはあくまで私が受験した回の様子であったことをお断りしておきます。

②対策

正直なところ、海外大に行かれていた方は特に対策する必要はないと思われますし、実際に私も20分ほど時間が余りました(筆者は修士課程がイギリス、IELTSのリーディング8.0、TOEICのリーディング満点程度の英語力です)。

対策をされるのであれば、英検準1級、IELTS、TOEFLの公式問題集を解くのが良いのではないでしょうか。

しかしながら、(少なくとも英語は)そこまで難易度が高くないため、外国語ではなく論文試験の対策に時間をかけることが得策だと思われます。

③その他注意する点

にわかに信じがたいかもしれませんが、筆記用具を忘れて試験官の方に借りている受験者が数人いました。
筆記用具は必ず持参してください。

また、筆者は腕時計を卓上に置いて受験しましたが、アナログ時計を持って行くのも分かりやすくて良いと思います。

部屋は空調が効いていますので、上着も忘れずにお持ちください。


次回は1次試験の「専門性に関する論文」についてです。

守秘義務があり、出題内容については当然書くことが出来ませんので、こちらは私自身が行った対策を中心に執筆する予定です。




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