どうしても「自分」の手でやり遂げたい
喜んでるくれる人の顔が見たい
以前の栄養士の仕事は、食材の発注や仕込み、調理、盛り付けでずっと厨房にこもっている仕事でした。委託会社だったので、利用者さんの声を聞くのはいつも施設側の栄養士さんでした。私は言われた仕事をこなすだけで、想像していた栄養士の仕事とはかけ離れていて、正直やりがいはなにもない仕事でした。やっぱり私は喜んでくれている人の顔を直接見たいと強く思うようになりました。
エステの仕事は接客業なので常にお客様と顔を合わせることになります。
終わった後のお客様の
「気持ちよかった」「体の調子が良くなった」「効果がみえてもっと頑張りたいって思う」などというお声を頂くことが本当に嬉しいのです(^^)
そして一番嬉しいのが「施術の効果もそうだけど誰にやってもらうかだと思う」と言っていただけた時です。この言葉は涙が出るほど嬉しいのです。
なぜなら私は技術に自信がないからです。技術なんて私よりもうまい人がたくさんいます。そんななか自分の思いやおもてなしの心が伝わったと感じるこの言葉を頂ける瞬間がたまりません。やっぱり直接声を聞けたり、喜んでくれている顔を見れるのがやりがいに繋がります。
人に癒しを届ける仕事の素晴らしさ
ストレスフリーで生きることが難しい現代社会において、癒しを届ける仕事ができていることが私はとても嬉しいです。
エステの仕事は「普段の忙しい生活から解放され、心を空っぽにして、なりたい自分に変わる時間」を提供することだと思っていますが、ここまで癒しを提供することにこだわるのには理由があります。
私は幼いころから集団がとても苦手でした。
幼稚園のころは大勢で遊ぶのが苦手でいつも先生のお手伝いをしたり、障害をもつ子と遊んだりしていました。沢山人がいると一度に入ってくる情報が多すぎて、それが気になってしょうがないのです。これは大人になった今でもそうで、「気にしすぎだよ」という言葉が一切通用しません(笑)
幼い時から常に相手を観察していたので人よりも疲れを感じていました。
だからこそ、肌と肌が触れ合うことでスキンシップとなりストレスが解消されていく感覚がよく分かるのです。
こんな経験から癒しを届けるって楽しい仕事だなぁと思うようになりました。
短所が長所になるはずない
私は、周囲のことを気にしすぎてしまうことを短所だと思っていました。
ですが、これは言い換えると、「周囲の変化に気付ける」という長所にもなります。
幼稚園で一番仲が良かった子がダウン症でうまく話せない子だったので、恐らく幼い時から「相手はどうしたいのかな?何をしてほしいのかな?」と考える癖がついていたのだと思います。
接客業も相手は人間です。だから、相手が何を求めているのか、何を考えているのかを常に意識する必要があるのですが、「周囲の変化に気付ける」という長所が生かすことができる仕事だと思っています。
相手の気持ちを相手以上に感じ取ってしまい疲れる時もありますが(笑)
一番意識していること
仕事をする上で一番意識していることは「おもてなしの心」です。
接客業は単に接客するだけではなく、相手の懐にいかにスッと入り込むことができるかにかかっていると思います。要するに人柄です。
どんなにいいサービスを提供していても、人が良くなければすべて台無しです。人もすべて含めてサービスです。
このことは、常に意識し、今後スタッフを採用する際も徹底的に落とし込んでいきたいなと思っています。
もっともっと今の仕事を拡大していきたいと思いますが、価値で選ばれるサロンになるために、自分も日々成長していきます。
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