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私の柏サポ大阪遠征記(2023吹田編)

「ホーム以外で好きなスタジアムは?」と聞かれたら必ず上位に入ってくるのがパナソニックスタジアム吹田。なんか構造物として好きなんですよね(意味不明)。なので2016年のJリーグ公式戦での使用開始初年度から、柏レイソルの試合で行ける時は毎回現地参戦しています。

というわけで今年ももちろん試合を見届けてきたので遠征記です。
(行ってからもはや2か月以上経過しているけど細かいことは気にしない())

遠征1日目(7/14(金))

この日は午後から大阪へ向けて移動開始。
夕方に新大阪駅へ到着し、サッカーとは無関係の野暮用をこなしてから大阪モノレールの山田駅で遠征開始宣言をしました。

試合2日前の金曜日に大阪入りした理由は、探偵ナイトスクープという関西ローカルの番組が目当てです。

正直今ならTVerでも見られると思うんですけど、リアタイで円広志のハートスランプ二人ぼっち(探偵ナイトスクープのオープニングテーマ)を聞かないと得られない成分ってあるじゃないですか。関西にやってきた感を強く感じます。

探偵ナイトスクープの開始時刻に合わせてお風呂も済ませるので、遠征中にリアタイするときは濡れた髪の毛を振り乱しながらテーマソングを歌い、その後の各コーナーを見ながらドライヤーをかけるのが半ば習慣化しています。

こうして宿でテンションを爆上がりさせてから眠りについたのでした。


遠征2日目(7/15(土))

朝起きた時点でこの日の予定はノープラン。いっそ梅田のLUCUAかグランフロントでやってるバーゲンにでも行ってやろうかなどとつぶやいていましたが…

ブックマークを漁ったりインスタやGoogleで検索したりしていくつかの訪問先候補を見繕いました。


千里川土手

最初に行ったのがここ。千里川土手と呼ばれる伊丹空港滑走路の南端すぐそばの場所です。フェンスが低くて土手が少しだけ高台になるので空港に除り立つ直前の飛行機を真下から眺められます。

見よ、このド迫力!


飛行機が風をブワっと巻き起こしながら頭の真上を爆音で通過し着陸するさまは圧巻のひとこと。空港のデッキから飛行機を見るのとは全く異なる臨場感に感激すら覚えます。

なお千里川土手が本気を出すのは夕暮れ以降。

アクセスは阪急曽根駅から約2キロ。以下の豊中市HPのリンクを参照してください。

※飛行機の位置をリアルタイムで確認できるアプリを入れてから行くと着陸時間や機体などの情報が把握できるため撮影が捗るそうです。


大阪モノレール(万博記念公園駅〜彩都西駅)

2025 年大阪万博のTwiter (x) でラッピングトレイン運行のお知らせが出ていたな、とふと思い出したので向かうことにしました。

まずは万博記念公園駅へ。彩都線に乗車して彩都西駅へ向かい、一旦降りてから(改札外での滞在時間約3分!) 再び万博記念公園駅へ戻りました。

車体は万博記念公園駅のブラットホームで軽く撮影すればいいかなーと思っていたのですが、いざ現地にたどり着いて思ったのが「太陽の塔をバックにして撮った方がいい感じになるのでは?」ということ。

その勢いのままダッシュで改札を出て駅入り口のスロープ部分へ向かって撮ったのがこれ。

ばっちりな写真が撮影できました!

EXPO TRAIN 2025大阪モノレール号の運行スケジュールは大阪モノレールのHPに掲載されています。私も乗ってみたい、あるいは写真撮りたいという方はこちらをご活用ください。


エキスポシティ

EXPO TRAIN 2025大阪モノレール号と太陽の塔の写真を撮り終え、周囲を見渡した私の目に入ってきたのがエキスポシティ。スタジアムの目の前にあるのに一度も行ったことがないなと思ったので思いつくままに行ってみました。

施設内のソファで一日休憩したあとフロアガイドを確認したらゼビオが目に入ったので入店。

遠征先でスポーツショップが目に入ったら入りたくなるんですよね。遠征先のホームクラブがどういう風に扱われているかというのを眺めるのが密かな楽しみだったりします。

そういう意味ではここのゼビオはとても素敵でした。店員さんがいろんな時期のガンバ大阪のユニフォームを着て接客をしているんですよね。数年前のGAMBA EXPOユニフォームとか。

ちょっとした過去ユニフォームの展覧会状態で見ているだけで楽しめました。


万博記念公園駅

ゼビオを出てからもエキスポシティ内をしばらく散歩したあとに万博記念公園駅へ戻ったのですが、今回の万博訪問で気が付いたのが「試合日からずらした日にスタジアムの最寄り駅へ行くとなんかいい感じの写真が撮れる」ということ。改札内コンコースの選手タペストリーはもちろん、プラットホームへ続く階段に施されたガンバ大阪の装飾を人の少ない状態か、もしくは無人の状態で撮影することができるのです!

もちろんこういった感じの写真を撮るには人の少ないタイミングを待つ必要がありますが、試合当日だと早朝か深夜でもない限り人でごった返しているので、あえて試合前後の日に撮影しに現地へ赴くのもおすすめです。


AT THE 21

ここは初めから行く気満々でした。パナスタのスタジアムグルメでもおなじみのお好み焼き屋「AT THE 21」さんです。

地元で長年愛されているお店なだけあって、店の前にはたくさんのお客さんが。入店までに並ぶのが前提の人気店です。私も小一時間並びました。

店内では「お好み焼きミックス(ブタ・イカ・キノコ・タコ・エビ・貝柱入)」を注文。鉄板に乗って出てきたお好み焼きは焼きたてでジュージューと音を立てている状態。香ばしい香りが食欲を刺激してきます。

ひと口類張ってみれば外側はカリっとしながらも生地はトロトロで軽い食感。出汁の味がほんのり口の中で漂い風味も抜群です。

いや一実店舗まで足を運んでよかった!メニュー数は実店舗の方が圧倒的に多いのですが、いっそのこと翌日のスタグルでもう1回食べてもいいかなーと帰り道で考えたくらい美味しかったです。

アクセスは大阪モノレール少路駅から徒歩10分くらい。千里中央から1時間に4本くらい出てるバスに乗って行くことも可能です。

少路駅から行った場合は中央環状線と名神高速道路の真上を歩いて渡ることになります。そういう点でも貴重な経験ができます。


遠征3日目(7/16(日))

千里ニュータウン

いよいよ試合当日。この日は千里中央駅からスタートです。前夜のうちにランチをするのに良さそうなお店を千里中央で見つけていたので徒歩で向かってみました。

千里中央駅を出て10分ほど歩けば千里ニュータウンのど真ん中。団地が軒を連ねる一帯に辿り着きます。

大阪府豊中市・吹田市の千里丘陵に広がる千里ニュータウンと言えば日本初の大規模ニュータウンであり、その後全国各地にできたニュータウンのモデルとなった場所。実際に歩いてみると「確かに中学校くらいの頃に授業に習ったよなー」だとか「柏市にある団地と似た雰囲気あるなー」なんて思考が湧いてきます。やはり日本の高度成長期を象徴する場所のひとつ、日本の歴史に残る場所なのです。

遠征中に歴史的スポットを巡る方は多いと思うのですが、このような現代社会を象徴する場所に行くのもまた楽しいものです。

※今でも地元住民の方が日々暮らしている場所なので、そのような方の暮らしを最優先する行動が必要とは思います。


italiancafe SEN℃

お昼ご飯のお店として選んだのはここ。千里中央公園内にあるitaliancafe SEN℃(センド)でパンビュッフェランチです。

お肉は柔らかいしパンビュッフェのパンもひとくちサイズで10種類以上が用意されてて飽きが来ない。ドリンクバーもデトックスウォーターみたいなのやおしゃれなお茶がたくさんあって様々な味が楽しめました。

千里中央公園って地域住民の憩いの場で、家族でピクニックをしたりアスレチックで遊んだり、春夏はお花見や噴水広場や人工のせせらぎで水と遊んだりするような場所なのですが、まさかこんなにおしゃれなレストランができているとは…

いくら公民連携による再整備の結果とはいえ衝撃過ぎました…

私は歩いていきましたが、千里中央からバスで行くなら東町センター前バス停か中央公園口バス停からが近いと思います、知らんけど。

千里東町公園

ランチのあとは千里中央駅へ戻ります。ランチを食べた後に駅まで戻る道を検索していたのですが、せっかくだから行きとは別のルートで帰りたいなと思い、千里東町公園を適当に歩いて抜けたらほぼまっすぐなのではとひらめいて千里東町公園へ向かったのですが…

めちゃくちゃ静か!!!
めちゃくちゃアップダウン激しい!!!
あの未来都市千里中央から徒歩10分とかでこの雰囲気なの、振れ幅意味わからなさすぎるだろ!!!

真夏日の真っ昼間、うだるような暑さの中、一人黙々と竹やぶが生い茂る千里丘陵のアップダウンを上下することになりました…

とはいえ開発前の千里丘陵ってある程度これに近い感じだったらしいんですよね。丘陵地帯に竹が生い茂っていて、タケノコが名産で。今でも千里丘陵を車やバスで走ると竹林をたまに見かけるので今後はガンバさんのホームタウンで竹林を見かけたらこの日のことを思い出す気がします。


選手名と同じ地名シリーズ

千里中央駅に戻った後は、ガンバ大阪のホームタウンを巡りながらパナスタを目指します。バスと電車を乗り継いで、今回はガンバ大阪のホームタウン7市(吹田市・茨木市・高槻市・豊中市・摂津市・池田市・箕面市)の中でもJR京都線沿線を中心に、柏レイソルに所属する選手の苗字と同じ地名を巡ってみました。

  • 茨木市田中町

  • 吹田市片山町

  • 吹田市山田東

茨木市田中町はJR総持寺駅から徒歩10分弱、吹田市片山町はJR吹田駅徒歩すぐ(阪急吹田駅からでも徒歩10分かからない程度)の場所です。山田に関してはパナスタに割と近い山田東を訪問しまし型、実は吹田市内には山田東だけでなく山田西、山田南、山田北、山田丘、山田市場、上山田と山田の付く地名が多数あります。

撮影スポットとしてはこの記事の冒頭にも埋め込みツイート(ポスト)のとおり、大阪モノレール山田駅が一番お手軽に訪問できるかと思います。

こうして2日間かけてガンバ大阪ホームタウン7市(全部じゃないけど)の各所を巡った末にパナスタへとたどり着いたのでした。


試合の話

試合なんてなかった。


遠征4日目(7月17日(月・祝))

この日は昼過ぎに新大阪駅を出発するこだまで帰ったのであっさりと。

遠征とは関係のない個人的野暮用を済ませ、新大阪駅でお土産を購入し、お昼ご飯を食べてゆっくりと帰途についたのでした。

※なお万博記念公園駅から柏駅までは約600kmあり、また万博記念公園駅から約400kmの距離にある東海道本線の駅は清水なので大阪が柏に400km近づいたところで結局柏駅からは新幹線の距離のままである点を指摘してはいけない。

遠征アディショナルタイム

帰宅してお土産を披露するまでがアウェイ遠征だと主張したい。


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終わりに

というわけでもはや2か月以上過ぎてしまいましたが私の柏サポ大阪遠征記2023吹田編でした!

2日目(7月15日(土))に宿に戻ってから「この旅程はもはや大阪在住ガンバサポの、試合のない週の週末の過ごし方なのではないだろうか」と自問自答を始めたり、

吹田市片山への訪問エピソードがDAZNの試合中継で実況アナウンサーさんに取り上げられてTwitter(現・X)が一瞬だけ騒然としつつ私自身は試合後に気がつき、あとから見直して爆笑したりと、

なんだか今回の遠征も色々珍道中エピソードに事欠かない仕上がりとなりましたが、大阪市内の繁華街を巡ることになりがちなアウェイ吹田遠征でひたすらガンバ大阪のホームタウン内を巡っているという点では割と珍しい遠征だったのではないかとひとりで勝手に思っています。

どうしてこんな旅程にしたのかというと、その場その場で行先を決めるというノリ以外では以下2点が挙げられます。

1、裏テーマとして「ガンバ大阪のホームタウンに入ったら帰る時まで出ない」を設定していた。
2、私が元ガンバ大阪のホームタウン在住民であり、北摂(大阪府北部)が今でも大好き。

だって北摂って素敵なところがたくさんあるじゃないですか。パナスタや万博記念公園は言うまでもなく、上沼恵美子が住んでそうな超高級住宅街から人の生活が垣間見える下町まで、住環境もいいところが多いし公園もたくさんある。

そんなわけで、「ガンバ大阪のホームタウンに入ったら帰る時まで出ない」遠征はまたどこかの機会でやってみたいなと思っています。ひとまず現時点で次に行ってみたいのは池田の逸翁美術館あたりかな。やっぱり電車はマルーン色の車体と抹茶色のシートしか勝たんし。

あとできたらちいかわコラボの車体に乗りたい。


だから、だからこそ。
早くJ1残留確定させたいよおおおお😭

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