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長崎便り

こんにちは     私は大阪から長崎へ来ました。来た頃はいろんな違いに日本は多様だなぁと。。

最初に感じたのは、甘い、こと。お寿司屋さんのたまり醤油が甘かったり、食堂で厚焼き玉子を注文すると、お砂糖かお塩か聞かれたり、スーパーで甘口醤油というものが並んでいること。パン屋さんよりケーキ屋さんや和菓子のお店が多いこと。。

これは、鎖国時代に開港していた出島からお砂糖が入って来たことに由来しています。当時は貴重品であったであろうお砂糖も、たっぷりと使えたのでしょう。お砂糖は長崎から佐賀、北九州を経て全国へ拡がっていきました。この長崎から北九州小倉へ続く長崎街道はシュガーロードと呼ばれています。

そんな長崎から、今回は個人的にオススメなものたちをいくつかご紹介します。



最初は、とっぺん塩から。とっぺん は、五島地方での、てっぺん、一番上という意味。こちらのお塩は全国でも珍しい完全天日干し。甘味も感じられるお塩です。お塩が良いと、それだけでお料理が美味しくなりますよね。また、美しい琥珀色でミネラル豊富な天日干しの黄金にがりもオススメです。



次はチョコレート。チョコレートも長崎が最初で、チョコのスイーツが多いのも嬉しい。そんな中から加加阿伝来所、かかおでんらいしょ、を。特に、素材も吟味された、和のボンボンショコラがオススメです。長崎県産のアゴ(飛び魚)出汁、焼酎、ほうじ茶、和栗、五島の塩 etc etc 。。ホームページの後ろからオンラインショップに行けます。



長崎と言えばカステラは外せません。カステラを作っているお店で、出来立ての美味しい端っこを買えるのも地元の特権かと。お店が多くて迷いましたが文明堂総本店と松翁軒を。

1900年(明治33年)長崎市に開業の、文明堂総本家さんではカステラ巻きをよく買っています。どら焼きの生地でカステラを巻いたもの。個包装されているのも魅力のひとつ。カステラの個包装も便利ですが、以前、父にカステラの下に付いている紙を外してくれと言われたことから、カステラ巻きを買うようになりました。


1681年(江戸時代中期の天和元年)創業の松翁軒さんは他県にお店が少ないことからも、お使いものによく利用しています。格式もあり、フォーマルな場合にもオススメです。どのお味も気に入っています。

また、松翁軒さんのホームページ内にもカステラに纏わる興味深いお話が。ぜひ、チェックしてみてください。



では、今回の最後で今回のイチオシ、角煮まんじゅうちゃんです。

こちら↓のホームページ下の方に、思わず笑みが溢れる角煮まんじゅうちゃんをご覧になれます。

可愛くて食べにくいけど、フフっと笑いながら食べてます。


岩崎本舗さんもnoterさんで、つい最近、角煮まんじゅうちゃんの記事を投稿されています。



長崎は、珈琲も入ってきたので、珈琲の焙煎所も多く、オシャレなカフェや懐かしい感じの喫茶店もたくさんあります。長崎を来られた折りにはぜひ、散策がてら立ち寄ってみてくださいね。

今回の見出し写真は、うちの庭に咲いている椿です。


ではまた。

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